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近畿の事業者においても、内航海運事業が「黒字」の事業者は少なく、オペレーターではほぼ半数、オーナーでは約6割の事業者が「赤字」になっている。貸渡業と運送業を兼業している事業者(規模の大きい事業者が多い)は、貸渡や運送だけの専業者に比べて黒字の事業者がやや多い(図2-34.)。

 

図2-34. 近畿の内航海運業の収益性(アンケート結果)

<貸渡事業の収益性>

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<運送事業の収益性>

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貸渡事業者は運送事業者に比べて赤字事業者が多いが、その中でも特に一杯船主(船舶を一隻のみ所有船主)での赤字割合が大きい(図2-35.)。

 

図2-35. 一杯船主の収益性(アンケート結果)

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