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4] 輸送形態への影響(資料編―1P:4・5)

a) 荷主

○開通直後の変化

〜輸送時間の短縮化の進展〜

明石海峡大橋の開通後、輸送形態に与えた影響では、「輸送時間の短縮化の進展」が47.7%と最も多く指摘されている。

〜輸送頻度が増加〜

次いで、「輸送頻度の増加」が21.6%と多く指摘されている。

〜トラックは大型化〜

明石海峡大橋の開通の影響として、「トラックの大型化の進展」(12.4%)は、「トラックの小型化の進展」(4.9%)を上回っており、概ね大型化の傾向が見られる。

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〜四国・淡路側で輸送時間の短縮化の進展〜

「輸送時間の短縮化の進展」は、本州側(44.9%)よりも四国・淡路側(50.8%)で多く指摘されている。

〜四国・淡路側における輸送の多頻度小口化〜

「輸送頻度の増加」、「輸送ロットの減少」は、ともに本州側(12.8%、4.5%)よりも四国・淡路側(28.0%、10.6%)で大きな影響として受け止められており、四国・淡路側における輸送の多頻度小口化の傾向が見られる。

 

 

 

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