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○短期目標 フレキシブル燃料改質器(EPOX:1000℃)

・ 基本はガソリン系燃料⇒ガソリン系であれば投資コスト不要

・ その他メタノール、エタノール、天然ガスも局所的には考えられる。

【効率試算】

Off board On board

天然ガス 65% → メタノール 80〜85% → 水素(75%) 60% → DCモーター 総合効率 31%〜33%

原油 85% → ガソリン 75%(POX) → 水素(45%) 50% → DCモーター 総合効率 32%

よって、効率はメタノールもガソリンも大差ない。

○長期目標  再生可能資源からの水素

・水素車載技術の向上が主要開発ターゲット

【効率試算】

天然ガス → 水素 → 水素 → DCモーター

80% 貯蔵効率? 65% 総合効率 52%

圧縮機?

2] 燃料電池自動車及びその他のコストについて

CNGバスは約32万ドルであるので、約$500/kWになればCNG車と競争力を持つし、$50/kWになれば従来車と競争力を持つ。A.D.Littleの試算によると、年50万台の生産では50kW出力の燃料電池は$300/kWになる。現在は$3,000〜5,000/kW程度である。定置型$2000/kW

メタノールの製造原価は33セント/ガロン程度。ガソリンスタンドのメタノールヘの転換は約$6,000と見積もっている。

 

 

 

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