・ 96年から導入しているPEM型の燃料電池バスは、PAFCと仕様は同じである。GUは、PAFCがそれほどPEMに対して劣っているとは思っていない。PAFCはCOに対する許容度が大きいこと、バスでは暖機時間がそれほど問題にはならないこと、燃料電池の占める体積は一部(2000in3=約33L)であることが主たる理由。
3] 液体燃料に関するジョージタウン大学の見解
1)インフラについて
・ インフラコスト、建設区域に関するコストが安く、現在の公共輸送用途に適合する。
・ 小規模デモンストレーションを行う時にコスト的に見合う。
・ 燃料スタンド設置やビル内に車両を駐車する時、燃料の漏洩に対する懸念が少ない。
・ 燃料スタンドから離れた地域でのテストやデモンストレーションでも対応可能(液体燃料なので運搬可能)
・ 水素スタンドの場合、水素圧縮システム(4,000psi以上:約280気圧以上)の設置が必要になる。