表2-2-1は定常状態における燃料電池バスのエミッションを比較した結果である。排出ガスは予想通り非常に少ないことがわかる。
表2-2-1 燃料電池バスの排出ガス 単位:g/bhp・h
*触媒付き **IFC(インターナショナルフューエルセル試験結果) ***dbb試験結果 表2-2-2は二酸化炭素エミッションの試験結果を示したものである。試験したバスは第1世代のりん酸型燃料電池バスである。二酸化炭素はディーゼルエンジンと比較するとそれほど大きくは減少していない。第1世代であるため、効率的には十分な最適化がなされていないものと思われる。
*触媒付き **IFC(インターナショナルフューエルセル試験結果) ***dbb試験結果
*触媒付き **IFC(インターナショナルフューエルセル試験結果)
***dbb試験結果
表2-2-2は二酸化炭素エミッションの試験結果を示したものである。試験したバスは第1世代のりん酸型燃料電池バスである。二酸化炭素はディーゼルエンジンと比較するとそれほど大きくは減少していない。第1世代であるため、効率的には十分な最適化がなされていないものと思われる。
表2-2-2 二酸化炭素エミッションテスト結果
燃料電池から車輪までのエネルギーフローを調査した結果を図2-2-3、表2-2-3に示す。投入エネルギー量に対する車輪での出力は、効率でいうと19.1%であり、前述の結果同様、効率的には十分最適化されていないことがわかる。
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