日本財団 図書館


2.1.3 アネックス14

「ディーゼルエンジンの燃料としてのジメチルエーテルの市場化調査」

(Investigation into the Feasibility of Dimethyl Enther as a Fuel in Diesel Engines)

027-1.gif

背景

自動車用代替燃料としてジメチルエーテル(DME)が考慮されてからまだ日が浅い。DMEが利用されるようになった主な理由は以下のとおりである。

・エネルギーの安定供給確保:DMEは、原油に比べて豊富な、天然ガスや他の含炭素原料(バイオマスなど)から生産可能である。

・排出ガス(エミッション)や騒音が少ない。NOxもかなり低い水準に抑えられる。

・液化ガスのため、燃料の車載が容易。

このように見通しが明るいことから、1996年11月にオランダのDelftで初のDMEワークショップが開催された。エンジンや燃料といった分野からDMEの専門家が参加し、代替燃料としてのDMEの導入に必要な一連の共同研究や研究開発活動をまとめた。大規模な共同プロジェクトを行う主体として、このアネックス14の創設が提案された。

目的

代替燃料としてのDMEの市場導入に関する調査が目的である。標準の燃料性状を設定すること、環境影響面の情報を入手すること、安全性や車両への導入についてのガイドラインに調査の焦点が当てられる。

活動の内容

プロジェクトの内容として具体的には以下の7項目が考えられている。

1. 性状とコストの整合性

2. 安全性についての調査

3. 機器、部品などの設計のガイドライン

4. 再生可能な原料からのDME生産

5. ライフサイクル分析

6. インフラのコスト

7. ワークショップの開催、ニュースレターの発行

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION