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○情報交換

 

戦略的不確実性及び冷戦後の世界における海上兵力の発展という現在の環境において、情報による措置はおそらく最も評価できるCBMsであり、様々な地域の戦略環境に適応できるであろう。

 

対話

 

域内の広範な安全保障対話を海洋という側面から評価すると、その価値は特に目覚しいものがある。現在十分に発展した米国・ロシア間のINCSEAにも関連した両国海軍間の対話があり、NATO、平和のためのパートナーシップ、OSCE等、現行の欧州における対話が存在する。広大な地域ながら海上のCBMsが少いという環境下のアジア太平洋地域ではそのような対話は極めて重要である。地域の安全保障及びカトマンズにおける信頼醸成に関する毎年の国連会議に加えて、1994年に発足し、アジア太平洋の安全保障及び信頼醸成を取扱う非公式/”トラック2”の会議及びワークショップの主催者である公式のASEAN地域フォーラムの安全保障対話は近年引続いて実施されている。西太平洋海軍シンポジウム(WPNS)及びそれに関連するワークショップは、1988年の発足以来、海洋協力のあり方についての手本を示している。全ての安全保障対話のための会議は、接触の場を作りだし、将来、政治情勢が熟した際の公式発言のためのアイデアの源泉として特に重要である。

 

 

 

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