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うみのバイブル2000(上)通巻第6巻

 事業名 公海の自由航行に関する普及啓蒙
 団体名 国際経済政策調査会 注目度注目度5


46:中国の既成事実づくりを警戒せよ

 

別に領土が重要ではないということではないけれど、中国は領土を問題にしていたら進まないから、そんなことは後回しにして、既成事実をつくっていく。外堀を埋めて、内堀を埋めて、本丸はただでいただく。それを狙っていると思うんです。そういう意味で尖閣にあまりこだわらない方がいいと私は思うんですけれどね。

決して領土としていらないということではありません。アメリカは航行の自由さえ確保できれば、島にはこだわらないと思っているとしか思えないんですね。いままでずっと南シナ海でやっていることを見ると。だからシーレーンがほんとうに中国に脅かされることになればアメリカは出てくるでしょうけれど、そうでなければ出てこない。中国もそこは読んでいるから、いまシーレーンを脅かすようなことはしなくて、事実上あそこに出てくるということをやって、だんだん力を付けていくと思うんですね。違いますか。問題は、結局日本ですね。日本がいい加減だったら、アメリカだってケツをまくっちゃうでしょう。

 

47:唐家?外相の正面切っての反論:中国の対応の変化?

 

笹島 読売新聞の笹島と申します。弊社の浜本が香港支局長の頃に北京に駐在しておりました。先程のお話で、調査船の関係ですが、1996年当時は中国の調査船の問題について、日本側から提起しても中国の外交部はその問題は知らないと言っていたんですね。それは国家海洋局の方で取り扱っている問題で、外交部としては関知していないという形で、中味の話をすることを回避していたのですが、1999年あたりから、唐家?外相がこの問題については、日中中間線をわれわれは認めていないんだという形で正面切って反論してきましたね。この辺の食い違い、調査船に対する対応、日本側の反論に対する対応を変更してきたのでしょうか。

 

48:いまのうちに早くやめさせなければ駄目だよ

 

平松 私はその辺まではわかりません。そんなことはないと思いますけれどね。さっきちょっとミスチーフのことで、浜本氏が初めにニュースをキャッチしたと言いましたが、その辺の話をしますと、浜本氏は西沙の写真を撮って、それをやってから香港に行ったんです。私はその時に浜本氏に言ったことは、この次はどこに出るか、フィリピンかマレーシアだから、俺も気をつけているけれど、香港の方がより情報は近いだろうから、気をつけていろと言ったら、しばらく経って電話があったんです。フィリピンに出てきたと言ってきたんですね。それを送るから先生のコメントが欲しいというので私が言ったのは、ベトナムの方に出て来た経緯から言ったら、いまは簡単な施設かもしれないけれど、いずれ永久施設ができる。そう遠くないうちにできる。しかもこれをやっているのは海軍だから、これは放っておいてはいけない。僕のコメントとして、将来はどんどん出てくるからいまのうちに早くやめさせなければ駄目だよ、というコメントをしたんです。それで送ったんです。

そうしたらデスクが北京支局に問い合わせたんですね。確認しろと言ったら、これは漁民の避難所です、なんの問題もありませんと言ったので、デスクがそれはニュースにならないといって落としちゃった。

 

 

 

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