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うみのバイブル2000(上)通巻第6巻

 事業名 公海の自由航行に関する普及啓蒙
 団体名 国際経済政策調査会 注目度注目度5


これは比較的新しい写真ですが、ここからわかりますように、格納庫が4つあります。2600メートルの滑走路という長さからこの格納庫の大きさを推測すると、航空自衛隊の人に見せたら、これだけの建物だったら戦闘機が20機は確実に入るといいました。その倍は入るという人もいますが、それは見方の問題もありますし、戦闘機の大きさにもよりますので、一概には言えませんが、自由に常駐できるところまで来ている。

それからもうひとつ、ここ [写真の右上] に島が見えます。まわりに堰堤がありますが、これは道路で、これはある人を使って、ここに入って写真を撮った。この飛行場を撮らせようという魂胆をして、中国のあるところを使いました。私自身が行こうと思ったのですが、なかなか入れてくれないということで、ある中国人を使って撮ったんですが、やはり飛行場に写真は取り上げられたようです。ただ、この島と道路の写真はどういうわけかちゃんともらいました。今日は持って来ませんでしたが、ここは自動車が通って、島にはレーダーサイトがあります。

 

5:雨水を貯めている?

 

それから、私たちがこれを撮ったときに、ここに白いところが見えます。これは何かやっている。何かやっているけれど何だろうということですね。これはありませんから、ここは海ですね。これは一体なんだろうということで追いかけたんですが、今度はないですね。ここには何かをつくったということで、私たちはその時には港をつくっているのだろうと見たわけです。実は港はここにあります。それで滑走路がありますね。向こうの港は、中国側の情報をいろいろ追いかけていきますと、2〜3000トンの船は入るし、現に入っている。滑走路にしても、西沙の研究をやっているときに、そこの港をつくってやっている。ひとまず2〜3000トンの船は入る。しかしそれ以上の船は入らないから、もうちょっと大きな港をつくっているのかなと考えましたが、それにしては滑走路に近いとか、いろいろな疑問があったわけです。港らしいと思ったわけですが、この写真を見ると、港はない。ですから何か別のものをつくったらしい。そういうことで一つペンディングにしたわけです。初期のものを見て、かなり大きな、4〜5000トン級が入るような港をつくっているのではないかということを推測したんですが、どうもそうではない。

そういう中でペンディングにしたのですが、去年か一昨年、中国側が滑走路に沿って側溝をつくって、雨水を貯めて地下に貯蔵して浄化して使っているという記事が出て来たので、あそこに貯水庫のようなものをつくったのかな、という気がしますが、それにしては大き過ぎる。いろいろな疑問は解けたわけではありませんが、水の問題は中国はかなり早くから、塩水を淡水にする装置を使ったり、雨水を貯めるとかやっています。最近の報道は、滑走路に沿って水を貯めて活かすという装置を作っている。いずれにしても水の問題は中国人は力を入れているということです。

この滑走路ができたときに、実は朝日のTさんが、こんなところでやっても波で洗われて使い物にならんよ、と言ったので、私はそれに対して、それもあるけれど、しかしそういう根拠で行けば、どこの飛行場だって台風で使えなくなるわけだから、問題はそれよりも塩害が大きいだろうと言ったのですが、中国も水の問題はいろいろな形でやろうとしているということがわかると思います。

 

 

 

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