16:海洋観測船「遠望」、駆逐艦「旅大」
17:南シナ海の「島を修復する権利を留保している」(1987年)
18:アメリカもソ連もなにもしないその隙をつく(1988年)
19:フィリピンへの進出(1995年)
20:ミスチーフ環礁の永久施設
21:東シナ海への進出:石油掘削機の写真
22:一週間で組み立てた5号油井の写真
23:石油有望地域の地図
24:ここの石油は誰のものか
25:沖縄テレビの30分番組
26:東シナ海海底の地殻図
27:日本側は日中中間線という考え方をはっきり言うべきだ
28:200カイリを適用した日本の水域地図
29:日本の面積は世界第7位
30:中国側が中間線を超えて入ってきたことを国民にちゃんと知らせよう
31:尖閣列島から沖縄トラフを調査する海洋調査船向陽紅09
32:ビデオ上映
33:武見敬三参議院議員の質問
34:単なる抗議だけで終わったフランス船の地質調査
35:産経新聞の沈黙
36:九州近くまでやってくるようになった
37:海洋調査船の次には軍艦がやってくる
38:尖閣沖にやってきた台湾の調査船
39:空域のこと
40:AWACS配備が必要な那覇
41:宮古か石垣あたりに基地が欲しい
42:ビデオ上映:ロープでエアガンを引いている中国の海洋調査船
質疑応答セッション(約1時間)
1:国民、全人類に知らせる権利と義務
平松 今日はお招きいただきましてありがとうございます。これから、私のふだんやっていることをお話しさせていただきます。写真をかなり用意してきたものですから、OHPで写真をお見せしたいと思います。今のお話ですと、「海洋調査活動のお話を」、ということですが、私としては、南シナ海を含めて、中国が海洋でどういう動きをしてきたかという話をしたいと思います。
私はいたって職人的な仕事をやっている人間で、近代的な手法をとっておりませんし、あまり人を信用しないものですから、すべて自分ひとりでやっています。人に任せると何をしでかすかわからないので、マニュアル(手作業)で、いたって職人的なことをやっています。研究者である以上、そこでわかったことを、国民、もっと大袈裟に言えば全人類に知らせる権利と義務があると思っておりますので、その都度まとめて公表しています。