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うみのバイブル2000(上)通巻第6巻

 事業名 公海の自由航行に関する普及啓蒙
 団体名 国際経済政策調査会 注目度注目度5


11:非OPEC産油国とハーフィンダール指数

 

3ページに移りまして、状況についてひとつの解釈をするための図を作った例です。上は「非OPEC産油国数の推移」ということで、これでも一番左にノルウェー、マレーシアとかありますけれども、それからパプア、イタリアとかいうところまで、生産量10万B/D以上の非OPEC産油国が書いてあります。10万B/D以上ということは日本のリファイナリーの平均的なリファイナリー一ヶ所を運転するぐらいの原油を出し始めた国で、それが1975年からたくさん出てきているということです。それからそれに伴うハーフィンダール指数、これは世界における原油生産の集中度を示す指数ですが、それがどんどん下がってきているということです。これは国ベースのデータでして、先ほど十市さんからお話がありました、最近の傾向としてまた上がってきている中で、このハーフィンダール指数は、メジャーの大合併等がありますと、市場のプレーヤーベースでみた場合には反対になる。そういう傾向にあるのではないか。いちおう国ベースでみると、こんなことでどんどん生産が増え、国としてのプレーヤーが増えてきているというような状況の中で、原油価格も下がっているということがひとつです。

 

12:原油価格の設定方式と価格予測

 

次の4ページですが、そういうことで価格の決定者とか代表的な価格決定ベースとか原油の取引価格等についての状況が固定価格方式から、1986年に大暴落をサウジが政策的にさせたわけですけれども、市場連動方式に変わってきて、現在に至っています。

5ページの右側になりまして、これはその時々の原油価格予測がどんどん下がってきています。1997年予測では、2010年に至っても20ドル程度であろうというようなことになっていたんですが、現在20ドルよりちょっと上にいきましたけれども、1995年予測かそのぐらいに戻ってきているような状況があるかと思います。

 

13:アジアの石油純輸入見通し

 

6ページにまいりまして、アジアの石油純輸入見通しという中で、これは調査対象7ヶ国のものをとっております。中国、韓国、台湾の石油輸入量は1996年実績の330万B/Dぐらいから2005年600万B/D弱へ、約250万B/Dぐらい増加する見通しになりますが、このうち特に中国の石油輸入量は45万B/Dということから200万B/Dと、相当伸びてまいります。純輸入量です。これは私が聞いておりますのは一人っ子政策というのが昨年あたり終わったということなんですが、終わった内容は、一人っ子と一人っ子が結婚したときには一人でなくてもいいよというように変わったと伺っています。これは一人っ子政策が始まって生まれた方たちが結婚するのは、高校を卒業された人たちは2005年ぐらいがピーク、大学まで行かれた方は2007年というふうに変わっていますが、2005年、2007年で中国の場合は石油の消費量が、例えば自動車だとしますと、人間の数ではなくて所得連動である。所得が一人っ子と一人っ子が結婚しますと、トゥーファミリーになりますから、モータリゼーションでジャンプがあるのではないかということも一部で言われています。その意味では2000年、2005年に相当量が増えてくるということも考えられるのではないかと思います。

 

 

 

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