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うみのバイブル2000(上)通巻第6巻

 事業名 公海の自由航行に関する普及啓蒙
 団体名 国際経済政策調査会 注目度注目度5


いろいろな数字がありますけれども、確実に増えていく。日本は原油をいま500万B/D前後輸入していますけれども、そこまで達するにはまだ相当時間がかかるかと思います。2020年以降、2030年とか、それぐらいかなあと思われますが、これからの条件によります。

ひとつ中国が注目されるのは、輸入に占める中東からの割合が増えている、中東原油比率が6割を越えるぐらいになっているということです。中国は、これまではインドネシアとかマレーシアとかアジア域内の原油を買っていたんですが、それだけではとても追いつかないということで、中東からの輸入も増やしてきて、これからも増やしていくだろうということで、中国も、輸送問題、シーレーンの問題は非常に関心事項になってきているということが言えようかと思います。

 

8:世界のガスの取引

 

最後に簡単にガスについて触れてみたいと思います。8ページですが、いまは石油を中心にお話しましたけれども、天然ガスについての世界のトレードが書いてあります。赤い線がパイプラインです。基本的に天然ガスは近い距離、これもいろいろな条件によるんですけれども、だいたい2000km、3000km、4000km、これは条件次第ですけれども、それよりも近いときはだいたいパイプラインで輸送したほうが安い。それを越えてきますと、長距離になると船でLNGタンカー、マイナス162度で液化して運んだほうがいいということで、アジアの場合は基本的には日本、韓国、台湾がメインに輸入していますが、LNGということでブルーのラインです。

量的に申しあげますと、表の単位は10億立方メートルですから、総取引量は1130億立米ということです。LNGにしますと、だいたいこれに0.7ぐらいかければいいわけですから、LNGによる貿易量は7000〜8000万トン。しかもアジアが大部分で、そのうちの日本が最大で、日本は去年あたりでだいたいLNGで5000万トンを輸入しています。LNG換算で5000万トン、661億立米ということです。

特にLNGにつきましては、これまではどちらかといいますとアジア地域で、インドネシア、マレーシア、ブルネイ、最近はオーストラリアあたりからもかなり増えてきています。これから立ち上がるプロジェクトで考えられているのは、中東系のプロジェクトです。アブダビのものはかなり前から日本に来ていますけれども、ここ二年ぐらい前からカタールの大ガス田の開発が進んで、LNGで日本に入ってきていますし、今後動き出すのはオマーンとかイエメンのLNGプロジェクトがアジア向け、一部日本に来ていますが、これからどんどん動き始めるということが大きな特徴です。

だいたいLNGについて、概論で非常に大雑把な話で恐縮ですが、私のほうから全体的な状況ということです。

小川 どうもありがとうございました。それでは質問はあとでまとめてということで、曽我さんにお願いいたします。

 

 

 

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