日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 社会 > 成果物情報

うみのバイブル2000(上)通巻第6巻

 事業名 公海の自由航行に関する普及啓蒙
 団体名 国際経済政策調査会 注目度注目度5


川村 神戸などの場合は、結局やり直すには埠頭だけならいいかもしれませんね。ただ、ドラフトの問題があるかもしれませんが。

高瀬 神戸はようやく2、3バース、15メートルの水深のバースができたはずです。

川村 深さと、もうひとつは、コンテナの許容量ですね。

高瀬 ええ。それはかなり十分にあると思いますが、ガントリー・クレーンの腕の長さの問題があります。遠い所は届かないとか、幅も広くないですから。

平間 もう15メートルでは駄目で、17メートルとかいわれていますね。

高瀬 いままではパナマを通れるというのがあったけれど、もうパナマを通ることは意識しない。要するに太平洋、大西洋それぞれの両岸間超大型船による大量輸送をやってしまえばよいということで、これをポストパナマックス型というのですが、大型化の制約がなくなってしまったんです。

平間 高速道路の値段が高いという問題がありますね。高速道路が高いからメリット、デメリットがどうなるといったら、裏日本のほうは釜山に行って、そこから秋田、山形へ行ったほうが、高速道路で神戸や横浜から来るより安いということです。海だけだと思ったら、陸運の問題が出てくるんじゃないでしょうか。ということで、一つだけでは解決できない問題ですね。そういう危機感もないんですね。高雄にとられると思っていたら、いまは気がついたら釜山にとられるとかね。いま順序はどうなっているんですか。

 

6:あっという間に10番以下に転落した日本の港

 

高瀬 いまトップはシンガポールです。シンガポール、香港が、一番になったり二番になったりしています。ちょっとこのところ香港が元気ないですから、たぶん去年あたりはシンガポールの方が上だと思います。かつてはロッテルダム、ニューヨーク、神戸、横浜という順番だったんですが、あっという間に日本の港は10番以下になりました。

川村 ほかによろしいでしょうか。非常に短い間に幅広く中身の濃いお話をありがとうございました。またぜひ一緒にいろいろな問題も、海運からの切り口でよろしくご検討いただきたいと思います。本日の研究委員会はこれで終わります。

〈以上〉

 

この議事録は高瀬先生に監修していただきました。その他の発言者については、速記の際の転写の誤りがあることがあります。文責は事務局にあります。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
138位
(33,608成果物中)

成果物アクセス数
97,132

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2021年6月12日

関連する他の成果物

1.フレッドハイム論文「変貌する国際海洋秩序:国連海洋法条約の影響」
2.ピント論文「海洋法における<理想>、<皮肉>、そして<現実>」
3.ウッド論文「最近の海賊行為とその影響(海事特別レポート)」
4.ゴルド論文 「海洋法の改訂に向かって:懐疑的、楽観的?それとも理想的、皮肉的?」
5.うみのバイブル2000(下)通巻第7巻
6.培養細胞を用いた海水の濃縮毒性試験に関する調査研究報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から