ポリウレタンフォームDRN-3071/DC-9511システムのご紹介
本処方は、ポリウレタンフォーム用で、特に、高密度成型品を作成するために開発されたオール水発泡硬質ポリウレタンフォームシステムです。
(環境対策として、塩素系の発泡剤を使用しておりません。)
本処方は、オーバーパックする事により、スキン層を有する高密度ポリウレタンフォームが得られますので、ご紹介します。
尚、本処方のDRN-3071に、反応促進剤を加えることにより、低温下でも硬化性能を自由に設定する事が可能です。
1. 原液性状
1) DRN-3071
外観 黄褐色液体
比重 0.99 at25℃
粘度 55.0 mPa・s at25℃
2) DC-9511
外観 茶褐色液体
比重 1.22 at25℃
粘度 60.0 mPa・s at25℃
NCO含量 31.8%
2. 配合比
DRN-3071 100(重量部)
DC-9511 125
尚、容積比では、DRN-3071/DC-9511=100/100(部)
3. 発泡速度及びフリーライズ密度
(発泡条件;液温度15℃、ラボディスパーによる高速攪拌)
ミキシングタイム 10(秒)
クリームタイム 15
ライズタイム 65
フリーライズ密度 175 (kg/m3)
発泡倍率 7.0(倍)
4. フォーム物性
フォーム密度 250 (kg/m3)
一軸圧縮強度 4.9 (MPa)
曲げ強度 4.9 (MPa)
せん断接着強度 2.5 (MPa)
以上