だから何か料理でヒントが出てきたらいいのになという感じがするんです。
料理はそれぐらいにして、次にまいります。ちょっと気になるのは、先ほど橋本支店長さんが徳島のターゲットはファミリーで行くということでしたが、やはり徳島というのはファミリーに受け入れられる要素というのが多いんでしょうか。
○参加者(徳島プリンスホテル)
プリンスホテルのほうでは、年齢的には、今おっしゃられているファミリーよりも熟年層のほうが多いと思います。また、ホテルのつくり自体も2名様もしくは1名様をターゲットにした部屋づくりをしておりますので、プリンスホテルとしては、この徳島に関してはファミリーよりも熟年層狙いという感じで受けております。
○中村
例えば体に障害を持っている人にバリアフリーで受け入れるとか、ペットもOKとか、そういう個性づくりをしているところは県内では余りないんでしょうか。
○参加者
シルバー登録といって年配の方にするのを徳島も何軒か登録していますけれども、全国でワースト1か2ぐらいです。例えば大衆のトイレにもし貧血とか倒れた時のブザーを置く。ユニットバスや階段には手すりがあるこういうある程度の条件があって、知れている条件なんですけれども、市内では、これに登録しているのは全国でワースト1、2ですね。これからはやはり年配の方が多いので、シルバー登録のホテル、旅館も考えていかないかんなと業界では思っているんですけれども。
○中村
先ほどもちょっと申しましたけれども、自然を売り物にするか、造形物を売り物にするか、また、ハード重視か、ソフト重視か。非常に難しいところですけれども、磨きをかけるということになると、ハードにいかにソフトを味つけするかということだと思うんですけれども、何かそういうことで成功事例とかヒントというのはございませんか。
松茂町には人形浄瑠璃の博物館がありますね。あのあたりの利用はかなりあるんですか。
○参加者(松茂町)
利用は年々増加はしています。でも、行く道が難しいんです。国道からちょっと奥に入らないとだめなので、そのアクセスの問い合わせが多いみたいです。だから、もうちょっと場所がよければ、利用客は増えるとは思うんですけど。いろいろ催し物とかは多彩なので、リピーターはたくさんいらっしゃるみたいなんです。
○参加者
我々は地元ですからわかっていますけれども、アクセスがわかりにくいというのは難点かもわかりません。
○中村
次に、皆さんにお願いしたいのは、広域連携というんですか、地域連携ですね、大分広域的な取り組みのは効果を出しているんですか。
○参加者
県内でもいろんな地域でやられていると思います。西祖谷山村のほうも、三好西部ということで、共同していろんな取り組みをやられていると思います。