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「アジアの身体」

10/2(土)1:00〜3:00/Bunkamura会議室

講師:エア・ソーラ[振付家]

ベトナムに生まれ、パリで活躍する振付家、エア・ソーラによるレクチャー。自分自身の歴史やアイデンティティに極めて意識的な彼女の創造への取り組みは、同じアジア人として、自分達の身体性をどうとらえていくかという点で、参加者の振付家に多くの問いを投げかけた。

 

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C「アジアの身体」

 

「脚本の分析」

10/15(金)2:00〜4:00/パークタワーホールホワイエ

講師:イリーナ・ブルック[演出家]、ほか出演者

ヨーロッパで活躍する新人演出家、イリーナ・ブルックによる当企画は、カンパニーの俳優の協力も得て、作品に最初に取り組む際の方法を示す、ワークショップ的な内容となった。最初に俳優を解放し、そこからテキストに入っていく彼女の作業が具体的に示された。

 

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D「脚本の分析」

 

Theater Talk

シアター・トーク

 

舞台芸術を学ぶ学生を対象としたレクチャー企画。今後の舞台芸術界を担う人材の育成を目的とし、実際に舞台を観た後で、アーティストやスタッフなどの専門家の話を聞くことで、舞台芸術に対する総合的な知識を培うことを意図して開催された。プロの創作者の話を直に聞ける機会というのは、学生にとって貴重なものであり、積極的にディスカッションに参加する学生も目立った。人材育成的な意味だけではなく、舞台ファン層の拡大にも有効であり、創作者と観客の両者の幅を広げていくためにも、今後、さらに発展させ実施していく意義のある企画であると考えている。

 

「国際共同創作の魅力」

9/26(日)4:30〜6:30/シアターX

講師:高瀬一樹[演出家]、ほか出演者

ニューヨークを拠点に活動する、演出家の高瀬氏から、今回の作品の創作プロセスや、テーマに関して、具体的な話が語られた。国際共同創作という視点から、学生の関心をよぶ内容となった。

 

「芝居の立ち上げ方、世界の見切り方」

10/20(水)4:30〜6:30/東京芸術劇場小ホール2

講師:はせひろいち[劇作家・演出家]、世一嘉津男[舞台美術・出演者]

岐阜・名古屋に活動の拠点を置く、劇団ジャブジャブサーキットのはせ氏が、作品のモチーフや、役者との稽古の進め方、ひいては地方での恵まれた創作環境に関して具体的な話を披露。質疑応答時間には、参加者の学生から積極的な発言が目立った。

 

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E「芝居の立ち上げ方、世界の見切り方」

 

A=世田谷パブリックシアター提供 B〜E=撮影:斉藤巧一郎

 

 

 

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