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9.6 当小委員会はさらに、以下のような処理すべき労務上の健康に関する問題を銘記した。

.1 人体の健康に危険な貨物の輸送に際しての、船舶乗組員のための個人保護具要件をSOLASに含めるためどのように改正するか。

.2 船の作業者が暴露されうる物質をカバーする、海員のため、の労務上の健康データシート一式を開発すべきか。

.3 もし開発すべきなら、だれがこうしたデータシートを開発すべきか。

 

9.7 しかしながら当小委員会は、MSCがHE/FSAについてのMSC/MEPC合同作業部会の勧告に従って、とるべきアプローチと本件を扱うべき小委員会について決定するまでは、さらなる措置を講じることは時期尚早であろうと認めた。よって当小委員会は本項目の完了目標が2000年であることに注意し、BLG 5の議題にこれを含めないことを決め、MSCが適切な判断を下して当小委員会にしかるべき指示が出されるまで検討を再開しないとした。

 

10. 現存船の安全基準の見直し(SOLAS第VII章第9及び第12規則の改正)

 

10.1 当小委員会は、BLG 3がそこで発言した代表の多くが日本代表により表明された異議に反対し、ガス運搬船(GC)コードをSOLAS条約で強制化することに賛成であったことを銘記しつつ、英国に対してGCコード強制化のためのSOLAS条約改正に必要な正当性の根拠を示す文書を、SOLAS条約改正案文とその改正のもつ影響を含め、MSC 70及びBLG 4に提出するよう要請したことを想起した。

 

10.2 当小委員会は、MSC 70がBLG 3の議論の結果を銘記し、BLG 3の要請に応じて提出された、GCコード強制化に賛成してSOLAS条約改正案文を提供している文書MSC 70/10/3(英国・SIGTTO)を審議し、文書MSC 70/10/3を当小委員会の今期会合にさらなる審議のため委託し、本件をいかにとり進めるべきかMSC 71に勧告するよう指示したことを銘記した。この状況においてMSC 70は、文書MSC 70/10/3で提案しているSOLAC条約改正案が求めるGCコードのもとでの適合証書の裏書に関する当小委員会委員長の発言を銘記し、当小委員会の今期会合でこの問題も取り扱うべきことで合意した。

 

10.3 当小委員会はこの問題で以下の文書を全般的に審議した。

.1 EGCコードの下建造されたガス運搬船に対しGCコードの規定を満たさない面を明示するための裏書を要求しないようにするため、英国・SIGTTOによるSOLAS条約改正案文の修正を提供するBLG議長の文書(BLG 4/10)。

 

 

 

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