3 出席者
(1) 委員
佐藤修臣
柳川三郎、藤咲五郎、松本宏之、増田恵(代理、中川欣三)、
山口直人、高橋幹治
(2) 関係官庁
矢萩強志(代理:大嶋孝友)、原喜信(代理:橋本亮二)、
佐藤清志(代理:大茂英二郎)、坂本茂宏(代理:長友利隆)、
上岡宣隆(代理:岡本顕)、西田英男、本田隆文(代理:加藤敏春)、
今井敏(代理:松葉武彦)
(3) 事務局
田島邦雄、池嵜哲朗
4 資料
IR(99)-3-1 平成11年度調査委員会名簿
IR(99)-3-2 平成11年度第2回委員会議事概要(案)
IR(99)-3-3 第45回NAV審議概要(警備救難部航行安全課)
IR(99)-3-4 第45回NAV審議概要(水路部企画課)
IR(99)-3-5 第45回NAV審議概要(灯台部監理課)
IR(99)-3-6 平成11年度委員会報告書(案)
5 議事概要(◎:委員長 ○:委員 △:関係官庁 □:事務局)
(1) 事務局が海上保安庁警備救難部航行安全課長及び水産庁漁政部企画課長に係る委員の交代を報告した。
(2) 事務局が第2回委員会の議事概要(案)を説明し、異議なく承認された。なお、第2回委員会において出された、「ISAFという機関の性格等について詳しく説明願う。また、HSCの灯火として琥珀色の全周灯のせん光灯1個を表示することが提案されているが、これは現在我が国では潜水艦が使用しており、この関係をどう整理するのか。ISAFはHSCを具体的に全長30m以上の動力船とすることを提案しているが、何故30mを基準としたのか根拠があれば説明願う。」との質問に対し、次のとおり関係機関から回答があった。
△ ISAFは、International Sailing Federation(国際セーリング連盟)の略称であり、セーリングの調査及び普及、またセーリング競技の管理及びルール作成といったことを実施している機関で、ヨット関係の競技に関する事項といったことを所管する団体である。因みに日本にもJSAF(日本セーリング連盟)という機関があって、ここが日本におけるセーリングの普及、競技に関する事項を所管している。ISAFが何故全長30m以上で、速力30ノット以上の動力船をHSCと定義し、これに対して特別な灯火を義務付けようとしているのかについては、現在未だこの提案に関する議論が深まっていないので明確に回答できないが、多分ヨットがHSCに該当しないよう、HSCの定義を全長30m以上で、速力30ノット以上としたものと推察される。また、灯火として「琥珀色の全周灯のせん光灯1個」については、前々回のNAVにおいて、英国が琥珀色は識別が難しいと指摘しているにも係らず、これが何故改まっていないのか、更に調査の上次回の委員会において報告することとしたい。