4 議題
(1) 議題の採択
(2) 他のIMO機関の決定
(3) GMDSS
(4) RoRoフェリーの安全性
(5) ITU海上無線通信
(6) 衛星業務(インマルサット及びコスパスサーサット)
(7) 緊急無線通信(誤警報及び干渉)
(8) 1979SAR会議及びGMDSS導入に関する事項を含む捜索救助関連事項
(9) HSCコードの見直し
(10) 極海域航行コード
(11) 作業計画
(12) 議長及び副議長の選出
(13) その他
(14) 報告
5 審議内容
(1) 議題の採択
会議に先立ち事務局長の代理として、事務局メトロポリス氏より挨拶があった。議事進行について若干の修正があった後、議題については事務局案の通り承認され、議事が開始された。なお、WGは、Operational WG及びSAR WGの二つとし、Operational WGで審議予定であった一般通信及び低出力ホーミングについては、プレナリーで審議されることとなった。
(2) NAVAREA調整者のリスト(MIS業務)
我が国から海上保安庁水路部の郵便番号及びインターネットアドレスの修正を提案した他、ドイツ及びチリが同様の形式的な修正提案を行った以外各国意見なく承認された。
(3) IHO/IMO全世界的航行警報サービスガイダンス(MIS業務)
Operational WGにおいて検討が行われ、決議A.706(17)の修正案は、ほぼIHOの提案どおりに承認され、次回MSC72で回章に付されることとなった。
(4) 海上安全情報の提供に関する運用上及び技術上の調整
フランスの提案に対し、小委員会はこの内容をノートするとともに、各国に本年10月カメルーンで開催される会議への関係機関の積極的な参加が呼びかけられた。
(5) GMDSSマスタープランの関連事項
ノルウェーの提案に対し、各国から特段の意見なく承認された。
(6) GMDSSマスタープラン カリブ海の報告
IHOからの報告に対し、各国特段の意見なく、本報告はノートされ、小委員会はカリブ海諸国のGMDSS計画実施につき、必要な技術協力を行うためITUと調整することとした。