8]新潟港口の照明について
・新潟港口(臨港埠頭西端)旭カーボンのタンクヤードに強力な裸照明があり、夜間出入港に見張りの障害となっている。監督官庁は、照明光がみだりに外部に漏出しないよう照明器具に覆いを取り付けるなどの指導をしていただきたい。
9]訪船時の運航管理者の乗船について
・当初、訪船時に運航管理者が同乗する予定であったが、台風18号が九州南方にあり、ゆっくり北北東に進行し、その後速力を早めて日本海を東北方に進行すると予報されていた。運航管理者は、すべての自社船を指揮するため自身は本社に留まることとした。適切な判断であった。今後とも安全運航最優先で自身の行動を判断していただきたい。
ホ. 宇和島運輸(株)[あかつき2(八幡浜〜別府、森島 清忠・湯本 宏)]
全社一丸となって安全運航の確保に努めている様子が伺え、また、調査対象船の乗組員の雰囲気、執務態度等も良好であった。
安全運航の確保のための方策等は、常に原点基本に戻って見直すことが必要であり、次の事項等についても再検討願いたい。
1]報告、確認
・船内巡視等、規程により実施されているが、結果の報告は異常の有無を問わず明確に行う必要があろう。
・天気図等、運航に必要な情報を収集しているが、それら情報を確認した旨、天気図等に職員はサインを行い、より確実に情報の伝達のチェックをするのが望ましい。
2]操舵号令等

3]漁業関係者との意志の疎通
・陸岸に接航する本航路は、多数の漁協の操業区域を航行しており、そのため年一回程度漁協関係者とミーティングを持っているとのことであった。今後ともこの努力を続け、漁船とのトラブル減少に努められたい。
4]労務管理
・2労2休の就労体制下、2つの当直班による運航であった。
1日の総航海時間は16時間を上回っており、かつ、近距離航路のため、出入港回数が多く極めてタイトな勤務条件と思われる。
乗組員の勤務条件は安全運航の要であり、今後とも勤務条件の改善に向けた努力を願いたい。