・黒潮の影響の大きい薩南海域での航海の特殊性から、船位を定時に海図上に記入するほか随時海図上で確認のうえ、基準経路上を航行すべくコースの修正を行っていた。
・航海当直終了後の船内巡検はよく励行されていた。
ハ. (那覇〜博多)
・各港での出入港操船は見事であった。船長は、距離感、スピード感などしっかりしていた。
・各航海士の号令復唱、他船の動静報告、目標点通過報告等ほぼ満足できる内容であった。
ニ. (新潟〜苫小牧)
・船長の操船指揮は、ベテランらしく落ち着いた態度で、明瞭・的確に行われており、好ましく感じられた。
・乗組員の応答も明瞭的確であり、出入港操船時の執務状況は良好であった。
・全員が作業衣(または制服)を着用し名札を付けて仕事に従事しており、真剣さと意気込みが伺え好感が持てた。このような姿勢を維持していただきたい。
ホ. (八幡浜〜別府)
・良好であった。
・船内には家族的雰囲気があり、乗組員間の意志の疎通が図られていた。一方、この点で仕事上のリーダーとフォローとしての立場の違いが不明確に陥ることも考えられ、現在の良い雰囲気を保ちつつ、それぞれの立場を自覚する努力を続けられたい。
ヘ. (長崎〜福江〜奈留島〜奈良尾)
・船長の操船指揮は、年期が伺われるもので、明瞭・的確でベテランらしく落ち着いたものであった。また、乗組員の応答も明瞭的確であった。出入港操船時の執務状況は良好であった。
・全員が作業衣(または制服)を着用し名札を付けて仕事に従事しており、真剣さと意気込みが伺え、好感が持てた。このような姿勢を維持していただきたい。
ト. (博多〜壱岐〜厳原)
次の報告などがまじめに行われており、危険を避けるための積極的意欲と行動は十分であった。
・見張り員による行き合い船や漁船の行動について報告
・変針、機関の積極的操作
・見合い関係になった他船とのVHF交信
・クオーターマスターによる航路からの偏位量の報告
チ. (境港〜西郷〜海士〜浦郷〜七類)
・船長の操船指揮は、ウォータージェットの特性を十分に弁え、賞賛できる内容であった。
・乗組員の執務状況は、精神的なゆとりが見られ熟達したものであった。