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図4 プレジャーボー卜等の船型別隻数の推移

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図5 プレジャーボート等の海難種類別隻数の推移

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また、ヨットにはディンキーなど競技用の小型ヨットなども含まれていますので、機関故障に次いで転覆が一九隻(二〇・四%)と多く、そのうち一三隻(六八・四%)は気象・海象不注意が原因となっています。

3]遊漁船

遊漁船(瀬渡船等を含む。)は、高出力のエンジンを搭載し、夜間や早朝の移動に際し時間短縮のため高速で航走することから、海難では衝突が二〇隻(四〇・〇%)と最も多く、そのうち一四隻(七〇・〇%)は見張り不十分が原因となっています。

4]手漕ぎボート

手漕ぎボートには、堅牢なカッターからシーカヤックや貸しボート、ゴムボートに至るまで含まれており、簡易な構造のものも多いことから、海難では転覆が一八隻(四五・〇%)と最も多く、そのうち一一隻(六一・一%)は気象・海象不注意が原因となっています。

5]水上オートバイ

水上オートバイは、狭い海域を多数の水上オートバイが高速で走り回る状況が多いことから、海難では衝突が二一隻(六〇・〇%)と最も多く、そのうち九隻(四二・九%)は見張り不十分が原因となっています。

 

 

 

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