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平成十一年度

通常総会開く

 

【総会の概要】

 

社団法人日本海難防止協会は、平成十一年度通常総会を平成十一年五月二十一日午前十一時から東京平河町の海運ビルで開いた。

 

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総会会場(海運クラブ)

 

総会の成立を確認の後、議長に日本船主協会増田理事長を選出して議事に入った。

第一号議案「平成十年度事業報告」と第二号議案「平成十年度決算報告」を西山専務理事が提案説明を行い、続けて采木監事から監査報告があり、提案どおり承認された。

次に、第三号議案「平成十一年度事業計画」と第四号議案「平成十一年度収支予算」を西山専務理事が提案説明を行い、提案どおり承認された。

続いて、第五号議案「定款の一部改定案」を富田理事長が提案説明を行い異議なく承認された。

さらに、第六号議案「役員の選任について」を寺井会長が説明を行い了承された。

最後に、第七号議案「その他」を議長が議場に諮ったが、特に発言がなく、以上をもってすべての審議を終わり、十一時五十五分閉会した。

 

【十一年度事業の主なもの】

 

1 補助事業

(1) 日本財団補助事業

1]海難防止・海洋汚染防止の周知宣伝

2]海事の国際的動向に関する調査研究

3]船舶のバラスト水管理方策に係る調査研究

4]日本沿岸域船舶航行環境調査

5]沿岸域環境保全リスク情報マップ整備

6]海上交通情報システムに関する調査研究

7]新津波警報伝達システムの普及

8]海洋汚染事故における民間協力体制のあり方に関する調査

(2) 日本海事財団補助事業

1]海上交通安全確保に必要な対策

2]海難防止事業等を促進するための調整

2 助成事業

(1) 日本財団助成事業

マラッカ・シンガポール海峡における航行安全等のための国際協力および情報収集

(2) 笹川平和財団助成事業

北西太平洋における海洋汚染国際協力促進

3 海難防止等国際活動基金事業

海難防止・海洋汚染防止に関する国際活動

4 受託事業

運輸省、海上保安庁、地方公共団体、日本道路公団等から依頼を受け調査を実施する。

 

【理事就任】

 

前記定款の一部改正により評議員が廃止され、これにともない次の評議員の方々が理事に就任した。(敬称略・順不同)

内村信行、三隅田良吉、石井和也、石川雅計、岡部敬一郎、菊地剛、原田弘、高山和夫、町田直、元良誠三の各氏。

 

 

 

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