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ミスなし スキなし チェック&カバー

 

BRM(ブリッジ・リソース・マネジメント)を知ってますか?

BRMとは船橋配置者が複数の場合に組織的機能を有効に発揮させるものです。

●見張りや機器使用の役割分担を明確にすること。

●それぞれが見たこと、聞いたこと、疑問を抱いたことは、お互いに知らせあって、情報の共有化を図ること。

●誰でもミスすることがあるので、他の配置者がクロスチェックし、誤りを指摘すること。

 

乗揚げ防ぐ 船位の確認

 

●適時コンパス方位とレーダーを併用活用するなどして、海図上で安全か否かを確認すること。

●避険線、向首目標線を海図、手持ち図に記入し、また、電子海図表示情報装置などでは画面上にそれらの線を表示して活用すること。

●GPSプロッター等の機器は、その機種の性能を十分理解した上で使用すること。(例えば、浅所等については海図ほどの情報はないので必ず海図と照合すること。)

走錨を防ぎましょう。

●錨泊中といえども気象状況の把握に努めること。

●風浪が強くなったら、走錨監視を強化すること。

 

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安全情報 安心航海

 

●ラジオ、テレビの天気予報、無線による気象通報、ナブテックス(沿岸海域の海上安全情報)などで、自船に適した気象情報入手方法、時間を決めて、毎日確実に気象を把握できるようにすること。

●航行する海域の港湾工事、橋梁工事などの状況、定置網などの設置状況などの安全情報を事前に入手すること。

 

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