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図2  ニードル外観・カット図

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二 構造

このノズルは従来の噴霧、ストレート注水に加え同一のノズルで、筒先展開角度八五度の平面注水が可能となりました。

ノズルの構成は、主に外筒、内筒、ニードルの三種からなっています。その内、ニードル部分の中央部にブタ鼻型に直径一〇mmで、中心側へ二〇度の角度をつけた穴を二つ開け、その両外側に注水を均衡にするための約三mmのウォーターガイド溝をもうけることにより、中心部で交わり九〇度反転して縦穴時に横平面注水、横穴時に縦平面注水を可能としました。さらに噴霧、ストレート注水時にブタ鼻型に開けた穴を通った水が、水流を乱すため水流調整のため直径三〇mmのスカートをニードルの元部に取り付け、従来どおりの噴霧、ストレート注水を可能としました。

(図1・2、写真1参照)

 

三 使用方法及び活用方法

(一) 『S・S・Pノズル』の使用方法

「S・S・Pノズル」は、ノズルの外筒を回すことにより、「シャット」「噴霧注水」「ストレート注水」「平面注水」の四段階で、異なる三種類の注水が可能です。

 

 

 

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