各本部 消防ワイド 東西南北

★ジャンボかぼちゃで火災予防 !
二戸地区広域行政事務組合消防本部(岩手)
二戸消防署では、二戸市足沢地区の祭りで入賞したジャンボかぼちゃ六個を譲り受け「火の用心」のペイントをし、庁舎前庭に陳列した。最大一〇〇kg、小さい物でも五〇kgもあり迫力満点で、道行く人を立ち止まらせ、火災予防を訴えている。

★マラソン隊師走の街を駆ける !
見附市消防本部(新潟)
当本部では、師走を迎えて火災や救急事故の増加が懸念される中、防災祈願マラソンを実施した。
このマラソンは市民の無事故無火災を祈願しながら七ヶ所の神社を巡るもので、当日は冬空の下、一七名の救助隊員が市内各所で園児たちの声援を受けながら一一・九kmを駆け抜けた。

★引退救急車の寄贈で国際協力 !
水戸市消防本部(茨城)
「茨城国際協力推進会」等の協力により、アフリカ・ザンビア共和国に寄贈した救急車が現地の保健省チャイナマ保健大学校病院に届き、現在、第二の活躍をしている。今後も国際協力の一環として、救急車を必要としている国々へ水戸の救急車の有効活用が図られるようにと考えている。

★ミスこしがやの一日消防署長 !
越谷市消防本部(埼玉)
秋の火災予防運動の一環としてミスこしがやの竹内久美子さんを一日消防署長にむかえ、南越谷駅前で通行人に「火の用心七つのポイント」が書かれたポケットティッシュなどを配りながら「火の元に気を付けて下さい」と呼び掛け火災予防のPR活動を行った。

★園児と消防自動車が力くらべ !
東京消防庁 北多摩西部消防署
当署では、勤労感謝の日にともなって、管内にあるこども学園の幼稚園児の訪問を受けた。その際、力強く逞しい存在の消防車との綱引き大会を企画。最初は「先生手伝って!」と言っていた園児も、大きな消防車がゆっくり動きだすと大喜び。最後は「火遊びは絶対しない!」と勝利の約束をした。

★耳の不自由な方を守るために !
東京消防庁 深川消防署
当署では、聴覚障害者五〇名を対象に江東区聴覚障害者協会の手話通訳協力のもと、防火講習会を行った。参加したほとんどの人が日頃このような訓練に参加する機会が少なく、応急手当訓練を体験した人は「自分が他人のために行動できると思いました。」と手話により感想をもらしていた。

★火事だ!四歳ぼうやがお手柄 !
東京消防庁 赤羽消防署
当署では、志茂南保育園児、栗原優輝君(四歳)に対し署長感謝状とミニ消防車を贈った。本件は、保育園の隣家で鍋の空炊きで火災になる寸前の煙を保育室にいた優輝君が第一に発見し、担任の先生に知らせたもの。通報と保育園の避難が適切に行われ、火災を未然に防いだ功労に対して贈られた。

★防災への新たな視点 !
東京消防庁 野方消防署
当署では、フジテレビアナウンサーの小泉陽一氏を講師に招き防火講演会を実施した。小泉氏は、アナウンサーでありながら報道記者としての経験も長く、報道現場での豊富な経験に基づいた講演は好評を博し、会場からも、「迫力のある話で改めて防災の大切さを感じた。」という声が聞かれた。

★台湾地震派遣隊員が講演実施 !
東京消防庁 蒲田消防署
九月二一日発生した台湾大地震に際し、国際消防救助隊員として当署から派遣された幾田消防司令補が現地の被害状況と日本の救助隊員の活動の様子を、当署主催の「防災に関する講演会」で熱く語った。講演中、本人が現地で自ら撮影したビデオの映像に、聴衆は大きな関心を示していた。

★よい子達集まれ!一一九広場 !
豊橋市消防本部(愛知)
当本部では、市民が消防と身近に接し、防火思想の普及を図るため、豊橋まつりのイベントとして消防一一九広場を開催した。起震車の体験乗車、防火キーホルダーの作製、消防音楽隊の演奏会、豊橋消防イメージキャラクター「ヒケッシー」とのプリントクラブなど盛況のうちに終了した。

★在日外国人消防体験入署
鈴鹿市消防本部(三重)
当本部は、一一月一四日鈴鹿市コミュニティー消防センターにおいて、市内在住の外国人(主にブラジル・ペルー人)四二名を対象とした消防体験入署を開催した。内容は、一一九番通報要領、てんぷら油火災の消火方法、心肺蘇生法などで鈴鹿国際交流協会アレグレ会の通訳者を介して実施した。

★巨大防火缶板を作成 !
宮津与謝消防組合消防本部(京都)
当本部は、住民への火災予防啓発のため、署員が空き缶で手作りの防火看板を作成した。大きさは縦約二・四m、横約10m。同じ銘柄の三五〇mlビール缶約二一〇〇個とウーロン茶缶約八〇〇個を組み合わせ「火の用心」の文字を浮かばせ、秋の火災予防運動期間中庁舎前に掲出した。
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