防災センター紹介
「安全な生活、安全なまちづくり」を目指した防災教育の拠点として
宇摩地区広域市町村圏組合消防本部(愛媛)
宇摩地区広域市町村圏組合消防本部は愛媛県の東端に位置し、東は香川県、南は高知県、北は瀬戸内海に面した二市一町二村(川之江市・伊予三島市・土居町・新宮村・別子山村)で構成され、四国の中心に位置しております。(管内面積四九二・四二km2・人口九七、九三四人)
一 災害に備えた防災教育と消防力の充実を目指して
伊予三島防災センターは、圏域住民に安全な生活と安全なまちづくりのため防災教育の拠点施設を設置し災害時の備え等、防災意識や活動力を高めるとともに、消防力の充実強化を図ることを目的として建設し、平成一一年四月にオープンしました。
二 防災センターの概要
伊予三島防災センターは、平成九年度から平成一〇年度の二ヶ年度事業で消防分署を併設した二階建て建物、施設は一階が災害時に備えた備蓄倉庫と消防分署の車庫・事務室・通信室及び仮眠室等、二階は災害時の心構え等防災意識や行動活動力を高める展示体験室・防災研修室・避難室・展示コーナーなどを設け体験学習ができます。
三 主なコーナーの紹介
「体験学習」コーナー
・初期消化シミュレーションシステム
映像に従い、実物大の消火器による疑似消火体験装置
展示内容
天ぷら油火災を想定したストーリーの展開の中で火災を発生させ、実物大の模擬消火器で消火を行える訓練装置。四〇型プラズマビジョン装置に火災が再現され五段階の消火結果が得られます。
また、LDに納められた五作品のガイダンス映像も選択して、放映できるシステム。
・暗闇避難体験装置
展示内容
ビル火災に遭遇したとして避難経路を想定した暗闇の通路で適切な避難行動がとれるかを来館者自ら体験できます。
・応急救護
応急救護用レサシアン人形による体験学習
展示内容
応急救護用の人形による体験・訓練が行えます。
また、簡単な応急救護処置方法などをパネルで解説しています。
「映像学習」コーナー
・災害の恐ろしさ
災害の恐ろしさに関する映像装置
展示内容
映像により、地震・風災害・火災などの被害を様々な角度から紹介し、日常的に防災意識を持つことの大切さを学習することができます。
各災害(地震・風災害・火災など)の瞬間をとらえた写真を展示しています。
「パネル展示学習」コーナー
・消火器及び非常持ち出し品等の解説
展示内容
日頃の備え、消火器及び非常用持ち出し品などの身の回りで用意しておきたい緊急・救急用品を解説しています。
・出火の原因や火災についての解説
展示内容
身近な災害である「火災」の基本学習として、出火の原因や被害など、火災の危険性を理解することができます。
・台風のメカニズムから被害までを解説
展示内容
台風のメカニズムから災害まで、大きさや進路など気象衛星ひまわりからの写真を交えて解説します。
また、家庭での対策や注意点等も紹介しております。
四 施設の利用について
○開館時間 午前九時〇〇分〜午後五時〇〇分
○休館日 月曜日
(月曜日が国民の祝日にあたるときは、その翌日一二月二八日から翌年一月四日まで休館日)
○その他 どなたでも「来て、見て、触れて」無料で体験学習ができます。
お問い合わせ先
〒七九九-〇四一一
・愛媛県伊予三島市下柏町七五〇番地
宇摩地区広域市町村圏組合消防本部
電話〇八九六-二三-六六一一
〒七九九-〇四〇五
・愛媛県伊予三島市中央五丁目九番五四号
宇摩地区広域市町村圏組合事務局
電話 〇八九六 - 二三 - 〇七四〇