レッスン6] 〜 例文表現III(患者への症状の問いかけ、「あなたの名前と住所を教えて下さい。」等)
レッスン7] 〜 例文表現IV(任務に関する手話表現、「病院に到着しました。」等)
レッスン8] 〜 例文表現V(写真による例文の手話表現、「絶対にあわてないで下さい。」等)
レッスン9] 〜 その他の単語表現I(意識、発見、火傷、地震等)
レッスン10] 〜 その他の単語表現II(大人、母、両親等)
レッスン11] 〜 数・曜日の表現
レッスン12] 〜 指文字(イラストで見る指文字)
ビデオについては、テキストブックの内容を収録し一人ででも学習できるように配慮したのはもちろんであるが、救急出動から患者の自宅に到着し、問いかけを始めるまでの過程を物語的に構成した。この映像により、救急現場における手話の有効性を打ち出したり、聴力障害者の皆さんにも出演していただき、体験談等を交えたところで、消防職員が手話を習得することの重要性を訴える内容とした。聴力障害者からの私たちに対する叫び声が聞こえてきそうである。
テキストで取り扱った会話の内容はほとんど初歩的なものであり、このマニュアル集さえあれば消防業務全般の対応ができるという趣旨のものではない。あくまでも入門編と考えている。このテキストに触発された職員が更なる研鑚を積むことを願うものである。
四 防災用語手話マニュアル集の活用状況等について
テキストが完成し、今後、これらをどのように活用していくかという段階となり、その舵取りは本部救急救助課が行うことになった。