各本部 消防ワイド 東西南北
★酷暑の中での集団救急災害訓練
新潟市消防局(新潟)
当市で発生した毒物混入事件から一年を迎え集団災害訓練を行った。ショッピングセンターで何らかの原因により一〇数名が倒れ意識を失ったとの想定で当局、保健所、市民病院等の関係機関一三〇名が参加した。訓練では、情報収集活動、人名検索救助活動、医師等によるトリアージ等行った。
★広神村幼年消防クラブ結成!
小出郷消防本部(新潟)
広神村ふたば東、ふたば西両保育園の園児九三名による広神村幼年消防クラブの結成式が行われた。式典では、小出郷防火管理協会から贈呈された法被姿に豆絞りのはちまきをした園児全員が火遊びしない良い子になりますと誓った。消防音楽隊の演奏を聞き、全員で記念撮影をし式典を終了した。
★直下型地震を想定した防災訓練
藤代町消防本部(茨城)
山王地区で初の防災訓練が行われた。町民の防災意識の高揚を目的に小学校、保育園、自主防災会、警察署、NTT、東京電力等六二三人が参加した。災害対策本部が道路損壊、火災、家屋倒壊等の被害を発表し住民等四六〇人が小学校校庭に避難し、消火、救護、生活関連施設の復旧作業等行った。
★未来の消防官を夢見て!
所沢市消防本部(埼玉)
小学校最後の夏休みが一生の思い出となるよう、六年生の男女を対象に少年少女消防体験入隊が日帰り八六名、一泊四四名の参加を得て実施された。一〇回目を迎えた今回も、知り合った友達との交流や各種訓練を体験して、修了式ではちょっぴりたくましくなった姿が見られた。
★危険物漏洩事故対応訓練実施!
東京消防庁 大井消防署
当署では、国際輸送用積載式移動タンク貯蔵所から危険物が漏洩したとの想定で今夏発足した民間緊急対応チームと合同で訓練を行った。訓練では、測定分析等の初動措置や拡散防止・中和要領等を行った。民間緊急対応チームは発足以来初めての訓練で、安全管理や消防隊との連携要領等を確認した。
★アメタンカー・ケセルダー、アメデケス二〇〇型水槽デビュー!
東京消防庁 玉川消防署
当署では、道路狭隘や建物密集地域での防災対策として雨水貯留式消火装置の改良開発を行った。アメタンカーは移動式の消火装置で、アメデケスはドラム缶を改良した固定式消火装置。玉川田園調布会がアメタンカーを二三区で初めて導入し消火訓練を行った。
★消防少年団員が老人ホーム訪問
東京消防庁 池袋消防署
池袋消防少年団では、老人ホームを訪問しお年寄りを励ますとともに火災予防を呼びかけた。団員は気持ちを綴った手紙と花束を持ってホームを訪れ、「ふるさと」「もみじ」の歌を合唱した。お年寄りの中には「たくさんの孫ができたみたいでうれしい。また来てくださいね。」と話していた。
★消防署から感謝状贈呈!
東京消防庁 志村消防署
当署では、火災に際し初期消火等を行った者に対し署長感謝状を贈呈した。贈呈者は、NASIN KAMRANさん、坂田洋さん、劔地日出子さん、伊藤紀美子さんの四名。爆発音を聞きエアコンの設置工事をしていた男性の衣類等が燃えているのを発見、消火、通報、救護等を協力して行った。
★第二回納涼消防まつり開催!
海部東部消防組合消防本部(愛知)
当本部では、地域に開かれた消防署づくりを目標に北分署敷地内で納涼消防まつりを開催した。これは日頃ふれあう機会の少ない消防車両等に祭を通じて接してもらい防火防災に対する意識の啓蒙を図るもの。幼児・児童から大人まで多数の入場者があり、各コーナーとも盛況だった。
★救急夏期大学in串原開催！
恵南消防組合消防本部(岐阜)
澤田祐介東海大学教授が学校長を務め、救急大学in串原が開催された。澤田先生をはじめ救急医療の第一線で活躍中の先生方が医学的レベルアップはもとより、医療倫理や現場で問われる人間性のあり方など幅広い講義を行った。全国各地から参加した救命士、看護婦等が熱心に受講した。
★八尾少年消防クラブ大会!
八尾町消防本部(富山)
当本部では、小学校五年生を対象に少年消防クラブ大会を実施した。クラブ員章や手帳を手渡し、○×クイズや消防車での放水体験、消火器による消火訓練、チロリアン渡過に挑戦したりと消防の仕事や防火への知識を深めた。最後に県消防防災ヘリコプターが飛来し、救出訓練などを披露した。
★学校関係者に対する防火研修会
中和広域消防組合消防本部(奈良)
御所消防署では、幼稚園・小学校・中学校の関係者に防火研修会を実施した。校舎校庭の管理体制が手薄になる夏休みを機に防火管理の強化、火災事故防止のため、施設管理の徹底、災害時の対応についての講話、また、実際に消火器を使った消火訓練を行い、防火に対する関心を高めてもらった。
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