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各本部 消防ワイド 東西南北

 

★防火スクリーンカーテン作成 !

函館市消防本部(北海道)

西消防署弥生出張所は、函館の観光拠点である反面、高齢化が進み災害弱者対策が重要となっている。そこで、防火標語や観光マップを描いたスクリーンカーテンを職員が作成し、観光PRと防火の呼びかけを行っている。当所では、心ある言葉かけと思いやりをテーマに業務を推し進めている。

 

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★地域防災団体と署・団合同訓練

釧路市消防本部中央消防署(北海道)

地震により、病院から火災が発生したことを想定し、消防機関と付近町内会で組織する防災団体が協力し、大規模な訓練を行った。当市は、過去にM七・八の地震を体験しており、地域住民の災害に対する隣保共同の精神が強い。参加者は、入院患者の避難応急処置を敏速にこなした。

 

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★市民と消防のふれあい広場 !

北見地区消防組合消防本部(北海道)

当本部では、市民と消防のふれあい広場を市中心商店街の七夕まつりと共催して開催した。幼年消防クラブによる鼓笛隊とサンバ、少年消防クラブによる一輪車演技披露、梯子乗り愛好会による梯子乗りと防火もちまきを行い、大勢の市民を楽しませた。消防協力四団体等も展示を行った。

 

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★水難救助訓練実施 !

胆沢地区消防組合消防本部(岩手)

当本部では、水難事故の人命及び身体の被害軽減を目的に大規模な訓練を実施した。訓練では、水沢市消防団、県防災航空隊も参加して、行方不明者の検索活動や救出活動等を行った。今回の訓練では、上空及び川面からの捜索を取り入れ、三機関相互の連携のとり方について確認しあった。

 

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★手話で「七つの誓い」!

東京消防庁 矢口消防署

矢口消防少年団と父母四〇名は大田区聴覚障害者協会事務局の藤澤さんを講師に招き手話講習会を行った。挨拶の仕方、耳や言葉の不自由な人が災害に遭った時に手助けする時の手話を習い、少年団の七つの誓いも手話で出来るようになった。手話講習会は今年で二回実施した。

 

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★子供防災博士誕生 !

東京消防庁 池袋防災館

当館では、夏休みを利用して小学生以下の子供を対象に防災サバイバルクイズを実施した。これは防災体験実施後、ランクごとのクイズを行い、正解者に記念品を配付するもの。ランク三のクイズに正解した人には子供防災博士認定証を贈呈した。今回のクイズには一、〇三二名が参加した。

 

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★救急訓練効果確認実施 !

東京消防庁 練馬消防署

当署では、救急訓練効果確認を行い、傷病者の観察判断要領、高度救命処置要領、救急隊相互の連携や現場活動要領等を競い合った。また、新規導入されたWBチューブを使用した気道確保要領等も訓練した。丸茂練馬救急業務連絡協議会長や指定医療機関の医師・看護婦一〇名が訓練を見学した。

 

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★焼死者防止緊急対策委員会設置

東京消防庁 西新井消防署

当署では、火災の死者が八人と開署以来最悪となり、焼死者防止緊急検討委員会を設置し、出火防止及び焼死者防止について検討した。死者の半数が高齢者であり、火災原因の半数が煙草であるため災害弱者宅等を訪問し、喫煙管理及び火気器具の取扱い等の指導を行い、火災予防チラシも回覧した。

 

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★小学校で講義 !

東京消防庁 北多摩西部消防署

小学四年生の授業で、職員が消防の仕事や消防活動等について講義を行った。これは、子供たちが地域の防火、消火施設、設備について調べたことをグループごとに発表し、職員が講評する形で進められた。防火衣等の試着も行われ、教育委員会職員や新採用教諭も授業を参観した。

 

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★育児教室における救命講習 !

長久手町消防本部(愛知)

当本部では、新生児の疾患別死亡原因の第三位が新生児突然死症候群で、管内でも過去数例確認されていることから、保護者を対象とした救命講習を町民生部健康課の協力を得て、育児教室の中で実施した。講習では、乳幼児の心肺蘇生法等を中心に行った。今後も毎月の育児教室で行っていく。

 

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★水で炎をやっつけろ !

丸岡町消防本部(福井)

八ケ保育園では、園児と保護者の防火意識の向上をねらい、火と水をモチーフにしたお遊戯を創作した。園児たちは保護者の見守るなか、火の用心の纏を掲げ、水で炎をやっつけることを体全体で表現した。あるお母さんは子供たちによって、あらためて防火の大切さを知らされたと話していた。

 

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★本殿を守れ !

京都市消防局伏見消防署(京都)

当署では、伏見稲荷大社の本宮祭を前に大社の自衛消防隊と合同訓練を行った。重要文化財の本殿から出火との想定で、自衛消防隊が御神体の搬出や小型動力ポンプ、放水銃等を操作して初動活動を実施。到着した消防隊と連携した防御作戦を展開した。観光客から感嘆の声が上がった。

 

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