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防災センター紹介

 

「安全で災害に強い町づくり」をめざして

邑久消防組合防災センター

 

邑久消防組合は、岡山県の南東部に位置し瀬戸内海に面した気候の温暖な、比較的災害の少ない地域です。管内面積一二五?q2、人口約四万人、職員数五三人の消防本部です。

邑久消防組合防災センターは、住民の皆さんの生命と暮しを守るため、また災害発生時の応急活動の拠点とするために、平成七年四月一日に新庁舎に併設され開館しました。平成一一年三月末までの来館者数は延べ六、七七〇人となっています。

地域住民の皆さんが見て触れて体験して楽しく学んでいただくために、年齢、団体等の対象者に応じた研修内容を設けています。

 

◆防災センターの概要

構造 鉄筋コンクリート一部鉄骨造二階建

延べ面積 五五五m2

主な施設 一階…訓練・体験・展示コーナー

二階…研修室(避難場所)

 

◆主なコーナーの紹介

1]煙避難体験コーナー

煙が充満した迷路室からの避難要領を体験し、冷静な判断力や行動力を身につけ、安全に避難する方法を学べます。

2]消火シミュレーション

天ぷら火災を想定したシミュレーションで消火器を操作して、初期消火のトレーニングができます。

3]一一九番通報コーナー

火災・救急の一一九番通報の仕方をシミュレーションで体験して正しい通報要領が学べます。

4]防災クイズQ&A

コンピューターのクイズ方式の問題にチャレンジして、防災に関する理解度を深めることができます。

5]救急訓練コーナー

訓練用の人形を使って、人工呼吸、心臓マッサージ、止血などの方法を練習し、正しい応急処置がマスターできます。

 

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6]消防設備コーナー

自動火災報知設備、非常放送設備など実際に設置されている設備を自ら操作し、構造、取り扱いが学べます。

7]防災展示コーナー

住宅用防災機器

ミニ消防車 ミニはしご車

LPガス安全機器

管内地図

各種消防ポンプ

各種防災パネル

8]研修室

約二〇〇人が収容可能な研修室は、普段は防災に関する講習会、講演会などの研修の場として利用し、有事の際には一時的な避難の場を提供することができます。

 

◆防災センターの役割

災害は忘れた頃にやってきます。一人でも多くの皆さんの防災センターの利用により「安全で災害に強い町づくり」の実現と楽しみながら防災に関する知識及び技術の向上並びに防災意識の高揚を図るため、今後とも地域と密着した、親しみやすい消防を目指して頑張っていきます。いつでも、どなたでも、お気軽にご利用ください。

問い合わせ先

岡山県邑久郡邑久町本庄一七九五

邑久消防組合消防本部 予防課

TEL (○八六九二)二−一三三三

 

 

 

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