平成11年8月23日(月) 午後6時
講師 常磐大学教授 冨田 信穂
この日の研修は、石川被害者相談室だけでなく、石川被害者等支援連絡協議会のメンバーにも呼びかけ、研修室がいっぱいになるほど大勢の方が参加されました。
石川被害者相談室では、今のところ、電話と面接相談の活動しかしていませんが、これだけでは不充分だということを、私は相談を受けるたびに感じています。といって、私達に電話、面接相談以外に何ができるのか、大体、被害者が必要としているのは何なのか、と暗中模索状態でした。しかし、冨田先生が試訳されたアメリカの論文「21世紀に向けての被害者の権利とサービス」には、
緊急援助
・現場での危機介入、
・24時間危機ホットライン
・十分に配慮した死亡告知・・・
その他、カウンセリングと代弁活動、捜査、検察、量刑、処分言い渡し後、の各段階で被害者への必要なサービスが具体的に細かくいくつも記載されており、改めて、被害者への必要な援助はまだまだこんなにあるんだ、と目を覚まされた思いでした。そのうちの何が私達にできるかはわかりませんが、私達ができること、私達でなければできないこと、を一つ一つ形にして行かなければならないんだ、と感じました。
研修会の後、遠方から来ていただいた冨田先生を囲んで懇親会を開き、和やかなひとときを過ごさせていただきました。そこで先生は、ふくろうが好きだということが判明。先生は金沢の土産として、ふくろうの置物を買って行かれたのでしょうか・・・。