2. 三種類の年令別プログラム
1] 12才未満の子供 2] 12才以上の十代 3] 20代以上の若い人
対象年齢の相違 12才以上は本人自身が自分で説明できる。12才未満は説明不可能であり、証拠集めが困難なのでサイコセラピー等の特別訓練受けた相談員が応じる。
II. 被害者支援
1. 担当ボランティアの資格
18才以上の人、1ヶ月半で65時間の週毎トレーニングの上、最終面接。
耳の不自由な人や地理的状況からスパニッシュ系の人多くスペイン語の人もOK。もちろん秘密厳守、各国トレーニングも行う。
2. 活動
A 内部的活動
1] 月1度の全体会議(ケース検討、報告、連絡)
2] 会議内容によりロス全体での部門会議(警察等で)出席
3] トレーニングのためのビデオ等作成、録画。活動紹介ビデオ。
ロールプレイ等のビデオ教材作成。
4] 様々なプログラムが有り、表にしてある。
5] ボランティア養成
B 危機介入
1] 電話連絡があって介入し、必要情報を提供。24時間対応し、昼間以外はセンターを介在して自宅にて電話対応。
2] 被害者と担当ボランティアは、変更の申し込みない限り同一人で対応、被害者家族からの反対も説得するようにして、被害者救済を優先する。
3] コーディネイトはセンター職員が行う。
4] 危機介入時にはカウンセラーの安全が第一、直接その場所へは行かずに安全な場所へ移動確認の上介入する。
5] 警察や病院との相互緊急電話連絡網体制が出来ており(もちろん良好な相互信頼関係が必要)、警察が安全な場所へ被害者を送り守る。
6] クライシス35人に対し、担当警察官5人程が関係している。
7] 被害者の安全のため医者やシェルターは遠くの場所を紹介することもあり、時にはエスコートの必要がある。
C 教育訓練
1] 各地トレーニング派遣。ほとんど毎日の忙しさ。
2] ほとんどが要請に基づくものであり、地域や学校が多い。
3] 学校では年間カリキュラムに組み込まれている。
3 施設
1] シェルターは各地に多く有り、子供同伴は可能で、24時間体制なのでいつでも要請には対応できる。
2] シェルターには原則として6日間の入所が可能。
3] カウンセラーは各部屋所有