2) 1999年度看護スツタフの参加状況
看護婦---3名
看護学生---16名(看護学生7名、教育学部養護教諭課程7名、薬学部2名)
教員---1名(薬学部)
3) 1999年度ファミリーキャンプにおける効果
・一日の行事終了後、子どもが眠ってから、母親の話し合いが行われた。母親からは、現在の気持ちや食事療法を行う上での悩み、どこまできびしくしたらよいのか、兄弟との兼ね合いなど、生活の中で療養行動に関わっていく上での悩みや不安が多く出され、これに対して、経験のある母親からのアドバイスや、同じ様な意見が多く出された。
年少患児や初発の患児は少数であり、患児の親は他の家族とゆっくり話し合う機会が少ない。食事を含めた家事や兄弟の世話などからある程度解放されたかたちで、他の家族と話し合えることは、普段の子どもとの関わりや療養行動への関わりを客観的にみるために大切であると考える。
・年少者が多かったが、インスリン注射部位や血糖測定の穿刺部位の拡大が数名にみられた。幼児であっても他の患児が実際に行っている様子をみることで、積極的な姿勢がみられた。また、普段は「まだできない」と感じていた親も、「ここまでできる」という考えに変化していた。幼児の段階で、技術を習得させることを競う必要は全くないが、子どもの意欲が高まることや、親が子どものやりたいという気持ちを感じる事ができたことは、このキャンプの効果と考えられる。
7]8]9]10]東京つぼみの会・千葉つぼみの会・東京なかよし会サマーキャンプI II III IV(総括)
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