事業の目的:
日本百名山の一つ、また西日本第2位の高峰「剣山」を、当山に関係の深い近隣3村共同で行なう事で新たな観光資源の開発を行なうとともに、村相互の交流を図るため。
事業の内容:
剣山にまつわる歴史、文化等について研究を重ね、新しい観光資源となりうるか検証・検討を行なう。同時に3村の歴史・文化について共通認識を深めるため、3村探訪研究会、剣山歴史研究家による講演・学習会等を実施している。また、観光客の誘致のために、剣山を舞台にした宮尾登美子原作の小説「天涯の花」を題材としたPRイベントの開催や宮尾登美子講演会の開催。さらにパンフレットの作成やテレビドラマ化に関する協力、作品の記念碑建立事業等を行っている。以上のような取り組みのほかに、ホームページの開設もしている。
事業の効果:
行政レベルでの交流が盛んになり、時には企画業務全般にわたる情報の交換がなされる等、各種情報の交換が行なわれ仕事に幅が出てきた。また、ソフト主体だった広域的協力にハードの構想も具体的になり始めた。
課題:
「観光振興」だけでなく「自然環境の保護」や「生活環境の整備」等、新しい事業へ発展しつつある。