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中国山地県境市町村連絡協議会(県境サミット)

 

エメラルド・シティ・プロジェクト(1994年〜)

 

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事業の目的:

この圏域は過去「たたら製鉄」「和牛」「製炭」という共通産業で交流を行なってきたが、これらの産業の衰退の中で、地域の交流は薄れつつあった。しかし、現在ともに過疎化、高齢化など共通の課題に晒されており、こうした問題は、一自冶体だけで解決するには自ずと限界がある原境サミットは、県境を越えて、森と水のきらめきをイメージに、生命力や躍動感を持つ新たな交流ゾーンを県境域に創出することを目的としている。

 

事業の内容:

地域の問題の共有化を図り、解決していくために、広報紙の発行やフォーラム・シンポジウムを開催している。また、具体的な行動として、圏域施設の共同利用パスポートの発行やUIターン促進のために合同就職説明会の開催。さらには、16市町村の図書館の連携による広域的図書郵送システムも実施している。

 

事業の効果:

平成8年11月には、県境サミット圏域の議会組織「中国山地県境市町村議会連絡協議会」が発足し、「田舎づくりフォーラム」という住民組織も結成されている。囲碁、カラオケ、川柳、グラウンドゴルフなど県境サミットを舞台にした住民主体の文化・スポーツ交流も多くなっている。

 

 

 

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