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・当初行政主体で行われていたアユカップは、スポンサーも付き、民間主導型のイベントとなって、全国から数多くの釣りファンが訪れている。

・エコ産業プロジェクト研究会では、当初地元の炭焼きをメインに研究を行った。平成9年からは雪をテーマに研究を行っており、環境に配慮した利雪住宅も建設されている。さらに農協の米貯蔵倉庫にも雪のエネルギーを利用した室を建設する予定である。今後これらの普及を図るためコスト面の研究を行っていく予定である。これについては年々関心が高まってきている。

 

■地域のPRに対する評価

・地域の核となっている施設、イベントのPRに大きく貢献できた。

・参加施設や、市町村の特産品のPRができた。

・マスコミ等に多く取り上げられたため、ボランティア等の参加も予想以上に多く、また盛り上がりもあったと思う。

・3町村にある公営施設と旅館民宿を割安で利用できる共通パスポートの発行事業で、応募者が予想を上回り、地域のことがより多くの人に知られているということが再確認できた。さらに、メディアによるPRと共同イベントを同時に活用することにより、イベントの集客数が多かった。

・事業が全国紙で取り上げられるようになり、イベントのPR及び地域の情報発信が図られつつある。世界レベルのアーティストが作品制作やワークショップで、地域と関わることにより国際的な交流が図られている。

・世界レベルの建築家、アーティストが関わった建築物・公園等が整備されつつあり、その建築家・アーティストの作品を見ようという来訪者が増えつつある。

・住民との関わりや特色ある事業展開で全国的な地名度アップが図られた。

 

■業務の効率化への貢献に対する評価

・平均乗車密度が向上しており、住民の足の確保が図られている。赤字バスにかかる沿線市町村の財政負担が、経費の削減及び利用者増などにより、従前に比較して大幅に軽減をしている。

 

 

 

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