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お味噌つくりの学校

■実施日:平成8年12月 日帰り

■学費:1人3,000円(授業料・味噌1kg・昼食代含む)

■参加者:16名

 

自然の学校に泊まりがけで参加する人たちの宿泊は、地元の民宿や地区の集会所などに分散して泊まってもらっている。そこから地区の人たちとの交流も芽生えたり、新たな「学校」行事の企画が地元住民から出てくるなど、これまで気に止めていなかったようなこの地域の日常生活の延長にあるものが、都市住民などがこの地域を訪れ、喜んでもらえるような地域資源であることを再確認するなどの副次的な効果も出始めている。

 

(iii) 商品開発事業

 

産品の開発・販売事業は、次のような状況になっている。販売額はいずれも対前年を上回っており、安定した伸びを見せている。

 

表4 商品開発事業の販売額の推移

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平成9年度は、出版事業の460万円を含む

 

この数字は、新たな商品企画・開発と、販路開拓を積極的に行った結果であり、一朝一夕に積み上がってきた数字ではない。企業の販促用アイテムとして採用してもらうために、積極的な営業活動やプレゼンテーションを行ったり、地元農産物をスーパーや生協と取り引きしてもらうために、直販ルートを開拓したりしている。

今後は安定して販売が見込める食品を開発することが課題となっている。

 

 

 

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