また、「地方拠点都市地域の整備および産業業務施設の再配置の促進に関する法律」(平4法76)により、地方拠点都市地域の指定が行われたが、岩手中部地区は隣接する胆江地区と併せて、北上中部地方拠点都市地域となった。
岩手中部地区は、平成7年度に「ふるさと市町村圏」に選定され、また、前述のように「北上中部地方拠点都市地域」となって、「ふるさと市町村圏基金(拠点分)」を設置し、前記岩手中部地区広域市町村圏協議会を発展的に廃止し、平成8年3月1日付で、一部事務組合である岩手中部地区広域市町村圏事務組合を設立した。
基金については、総額を10億円とし、構成市町村の出資金9億円(均等割10%、人口割90%)、県助成金1億円として、平成7年度5億円、8年度5億円で造成するとした。
組合管理者は、花巻市長があたり、副管理者には他の6市町村長及び花巻市助役、収入役は、花巻市収入役、事務局長は花巻市企画部長、組合議会議員は花巻市、北上市から各2人、他の5町村から1人ずつの計9人となっている。
参考までに図3として組織機構図を揚げる。