舞台美術家の立場から
―舞台装置をデザインし、施工する立場から劇場とホールに思うこと―
■舞台は原則自由空間。
…舞台は作品によって、自由に使える。その考えが、日本の劇場(芝居小屋)を作ってきた。そのための工夫と創造的な意欲が欲しい。
■舞台では「不可能」の言葉はタブーだと考えています。
…創造者(作者、演出家、演技者等)の意欲を殺さない事が、スタッフの仕事の第1段階の心構えです。
■舞台に自由を…
…複雑な舞台機構より、工夫が生きる空間が欲しい。自由な空間が舞台空間の第一条件だと思います。複雑な舞台の機構は、それを自由に使いこなせる「人」(優秀なスタッフ)を確保することが絶対条件になります。
■私が考える舞台の基本槻念。
■舞台の安全管理と運用の基本は、今も昔も「人」だと思います。
舞台装置家 竹内志朗