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[2日目 10:30〜 希望者を対象に研修を継続]

大変、沢山の方がお残りになりまして、恐縮しております。ここをもう一度話してほしいとか、ご希望がございましたら、無いようですので、まず、ホライゾンを見ていただきましょう。単純に今使用しているものはDMXケーブルです。ホールの調光器の近くの方で分岐しています。差し替えているDMXケーブルがここに降りてきています。

DMXケーブルがインターフェイスに接続されています。プリンターポートでパソコンとインターフェイスが接続されています。これがホライゾン専用のサブマスターといわれるフェーダーです。このフェーダーに明かりを一本一本割り付けることも出来ますし、チャンネルをここに分けることも出来ます。発想がすべて無制限です。キューの割り込みも小数点幾つでも入ることが出来まして、無制限という発想です。ここら辺が今までのページ式に無い概念だと思います。かなり面白い卓ですが限界は当然ありまして、音楽、コンサートにはちょっと向かないだろうと思います。音楽に使用するならもっとサブマスターを拡張しないといけないだろうと思いますが、まあ、そこそこのことが出来ます。

モニター画面の説明を致します。この右側に全チャンネル512をどこでも選び出すことが出来ます。今、このホールのデマーナンバー1番とチャンネル1番とを結線して立ち上げた状態を示しています。この事が以外に意識されていないのですが、DMXが入っているホールにはこの様な負荷名称表があるはずです。以外に埋もれていたり、隠れていたりします。折角、DMXが配備されていましてもオープンになっていません。

この客席の1番、どこかのエリアになりますが、デマーナンバーの1番とこのホールのデマーは全て割り振ってあります。皆さん方が卓で見る限り、この様なデマーナンバーが表示されていなくて、1サスの1番、2番、フロアーの何番とかの表示になっていると思います。その裏にデマーナンバーが確実に割り振りつけられています。

この事が分からないとここから先に進めない、デマーナンバーを接続するという作業があります。このホライゾンにはセットアップの中にデマーパッチの画面がありまして、このようにチャンネルにデマーを割り付けてく方法とデマーをチャンネルを割り付けていくという方法と2通りあります。それぞれ一つのデマーに関してプロファイルカーブが作ることが出来ます。大元でそれぞれのチャンネルのカーブが任意に設定出来ます。

次にデーター入力、操作ですが、今ここで使っているのはウエートですが、今までの日本卓のデレーという概念を使っているだけなんですが、キューが進行してから、何かを遅らす、遅らす事が出来るという発想です。これだけの明かりを遅らせて変化させるという発想です。一般的にウエートと言われているものをこの卓ではフォローという名で使っていますが、キューとキューを繋げることです。一つのキューをスタートさせると次のキューが繋がるというシステム、これが無限に繋がっていくことが出来ます。その秒数を設定出来ます。ウエートという概念とフォローという概念を屈指して小数点にキューをどんどん入れていきますと、原則的にはムーブ卓の概念が出来ます。

 

 

 

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