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エリプソイレルの特長はあるエリアを照射するという以外に、ゴボウ効果といって任意の種板をいれてゴボウ模様を照射することが出来ます。これは格子ですが、いろいろ種板を取り替えることによって表現します。ピントも自在でして、シャープにしたり、ボカしたりも出来ます。この使い方も様々で、床面にも人物、背景にもあてることが出来ます、ゴボウ、ドイツ語です。今現在、世界中で主流になっているスポットで、今後日本でも主流になると思われます、ETCというアメリカの会社のソースホーというスポットです。

5年から10年の間に日本中を席巻すると思います。このスポットの初期タイプに大きな欠陥がありました。この下場で前のレンズを操作してピントを合わせています、このネジを緩めることによってレンズを動かしピントを合わせます、このボディーの方にもネジがあります、このネジを緩めることによって角度をある程度緩めることが出来ます。このネジを緩めることによりレンズが簡単に抜けてしまい落下するトラブルが非常に多くありました。サスペンションのシュートで、テレスコープで上で角度を変える作業中にレンズが抜けてしまう事故が多かったのです。このソースフォーは改良されていますのでそのような心配はありません。

古いタイプはここが抜けますので、抜けた状態のままビスが入っている機材をホールに持ち込んで吊り込み中などに落とすなどという事故が結構ありました。このレンズ部分にワイヤーを固定して落下防止の対処をしています。皆さんのホールに持ち込まれて使用される場合は確認をして下さい。ここの部分をワイヤーで保護していただいた方が安全です。

次に国産のスポットですが東京舞台照明というメーカーが出している「ITO」というエリブソイダルのスポットです。レンズとビーム角が非常に狭い19度角ぐらいですので広がりが悪い分明るくなっています。ともに650wです。先程のハイベックスが1kwですが、明るさにおいて、余り変わりません。

フレネルスポット、凸フラノコンブレックススポット、もう一種類エリプソイダル、プロファイルスポットの三種類がレンズを持ったスポットです。

もう一つのレンズですが、特殊の効果を出すスポットでエフェクトスポットがあります。今、雲が流れていますが、このように様々な表現を表すことが出来るスポットをエフェクトスポットと言ってます、この先の先玉である2枚のレンズでピントを合わせています。

灯体との間にデスクを持っています、このデスクが回ることにより、前のレンズで照射する仕組みです、後ろ側に電球、ミラーがある形です。アタッチメント、デスクをいろいろ変えることが出来ます。雨、雲、雪とか表現出来ます。スライドも照射できます。これを床置きしている分には問題は無いのですが、吊りこんだ場合はこのレンズ部分、先玉までワイヤーで保護してください、必ずワイヤーをつけることが安全性を保つためには必要です。今はメーカーもワイヤーをかけるホルダーを付けています。全ての部分をワイヤーで保議することをして下さい。

代表的なスポットを紹介してきましたが、全てレンズがありました、レンズを使ってフォーカシングをしている状態ですが、機材そのものにレンズが無いスポットがあります。総称してシールドビームという電球を使用しています。パーライトと言われていますが、実は電球にミラーを持っています。スポットそのものはミラーの役割を持っていません。パーライト若しくはACライト(エアークラフトランディングライト)といいまして、フォーカシングが出来ません。これ以上集光も広げることもできません、単純に電球を回転するだけになります。大きさも変える事が出来ません。では、皆さんスポットを実際に触ってください。

 

 

 

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