技術水準ということなので、ちょっとお話するのですが、まず、情報入手というのが必要だと思うのです、技術水準高めていくためには。それのためにはどうすればいいかというと、各種の協会に入る。これが一番です。いつも言ってますが。幸い、照明家協会と音響家協会はずっとあったのですが、去年やっと舞台の方の協力が立ち上がりましたので、こちらの方に、どこかに入って勉強していくというのが、非常にいいと思います。照明家協会では、照明家協会雑誌というのを、毎月発行してまして、会員になると、一応それが全員、必ず当たることになっておりますので、けっこう参考になる資料、それから最新鋭の機器の紹介ですとか、ブックレビューというのがありまして、本の紹介、こういういい本が出たぞという紹介もやってますし、あと、各種の、特に照明でいうと、いろいろな芝居ですとか何とかの仕込み図。そういうものが公開されていますので、相当いい勉強になると思うのです。
音響家協会さんでは、サウンドという本を年間4冊出してまして、僕も協会事務局という立場で送っていただいて、拝読しているんですが、なかなか僕らとは違った観点からいろんなことが分かって、なかなかおもしろいです。僕は音にはわりと門外漢なんですが、それでもおもしろいと思えるようないい雑誌です。そういうところから情報を入手していくというのも必要だと思うんです。NATVAの方も、これまで2回会報出てるんですがだんだん立ち上がっていくと思いますので、こういう協会とかですねそういうのに加盟していただいて勉強していくというのもひとつの方法かな、というふうに思っています。
これを機会に是非照明家協会、音響家協会へ加盟していただければいいなというふうに、ナトバの方にも加盟していただくと大変いいかなと思います。それで、これだけ46人ですか全員で集まってこうやって会議やったわけですから、みんなたぶんそうとう仲良くなったと思うので仲良くなったのを大事にしてネットワークをつくっていつでも誰にでも誰か何か困ったときあったら、そういえば、誰かさんいたな、あいつにちょっと電話してみるか、とかいうようなそういうネットワークをつくっていっていただければこれはこれでいいなと思います。それと、私とか山形さん、太田さんどうせみんなもいるんでしょうけど、だいたいどんなことでも私たちでお答えできることでしたら、お答えする用意はありますのでいつでも遠慮なく電話かけるなりFAXを送っていただければ、分かることについてはお答えできると思いますので。今日、ここにいることが無駄でないようなネットワークをつくっていくことも必要だと思います。
○山形
どうもコマーシャルありがとうございました。大野さん。そういうことで、我々も協会自体では、個人参加で、どなたでも本当に興味のある方と言うことです。もし宣しかったら仲間にどうぞ。それと今まで研修してきましたけども、私が2回目のときに、講師させていただきました。そのあとアシスタントを1回目からやっていますけれども、年々レベルも上がって来ます。ただレベルが上がっても受講される方々は、先程の人事異動ということで、また最初からということもあるでしょうけども、ある程度レベルを上げてそのレベルを上げた方は、枝葉で分れて情報を伝えるよう形でなれば1番理想ではないかと思います。こう言うふうにして皆さん、受講されて来たわけですので、今まで受講された方も同じですけども、「舞台の仲間」ということです。それから先程大野さんが言ったように、何か困ったことがあれば、横の繁がりをガッチリ守っていくということによって利用者にとっても、やっぱり使いやすい施設に繁がるではないかと思います。どうもごくろうさんでした。