属性別にみると、女性、前期高齢者、後期高齢者、配偶者のいない者、仕事のない者、傷病をもたない者、傷病を有する者で、全体と同様に転入者の割合が小さかった。したがって介護者のいた者の割合は、属性に関係なく、転入者で小さいことが示された。
表3-4-1 介護者(別居している子)のいた人数と割合(移動前)
表3-4-2に、移動後に介護者のいる人数と割合を示した。介護者がいると答えた者の割合は転入者71%、転出者73%、区内転居者66%であった。属性との関連では、女性、後期高齢者の方が介護者のいる傾向がみられた。転入者、転出者、区内転居者別に比較すると、対象者全体では差がみられなかったが、属性別にみると傷病を有する者で区内転居者の割合が小さかった。
表3-4-2 介護者(別居している子)のいる人数と割合(移動後)
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