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表3-4-1と表3-4-2で移動前後の介護者の存在を比較すると、転入者では介護者のいる者の割合が増加したが、転出者と区内転居者では移動前後でほとんど変化はみられなかった。またこの傾向は属性別にみても同様であった。

表3-4-3に、移動前の介護者の有無別にみた移動後の介護者の存在を示した。属性との関連では、女性、後期高齢者の方が移動前に介護者がいなかった者の中で移動後に介護者がいる者の割合が大きかった。転入者、転出者、区内転居者別に比較すると、対象者全体では転入者、転出者で移動前に介護者がいなかった者の中で移動後に介護者がいる者の割合が大きかった。属性別にみると、男性、女性、前期高齢者、後期高齢者のいずれについても、全体と同様の傾向がみられた。

 

表3-4-3 介護者(別居している子)の移動前後の変化

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3. 自分または配偶者の親・兄弟の中での介護者の存在

 

表3-5-1に、移動前に介護者のいた人数と割合を示した。介護者がいたと答えた者の割合は転入者31%、転出者33%、区内転居者35%であった。属性との関連では、前期高齢者、配偶者のいる者、仕事のある者の方が介護者がいた傾向がみられた。転入者、転出者、区内転居者別に比較すると、対象者全体でも属性別でも差はみられなかった。

 

 

 

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