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D われわれが心配しているのは、日本人が行ったときに、対日感情みたいのが強いでしょう。危ない目に遭う。

貴島 全然ないです。

D でも、シャーレン・コスナーは、少し日本に対して、かなり批判的な発言をしたりするときがあるんですよね。特に今の日本に対してではなくて、どちらかというと過去の。第二次世界大戦のときのことを、いろいろ引用したりしながら、そういう批判的な発言をしたりするときもありますが、そういう感じはあまりないですか。

貴島 彼は、戦争が大嫌いだし、みんな仲良く生きていこうという方ですから、大丈夫だと思いますよ。あしたかあさって、江田五月さんなんかが行くんですけど、今度はグスマンに会おうとか言っていましたけどね。

司会 ほかに御質問があれば。

E 住民投票でかなり最終的にはたくさんの人たちが、死にましたよね。住民投票直後もかなり多数の、確定数は出ていないと思うんですが、一般住民の方が死んだんですが、このやり方について、もともと住民投票のやり方がまずかったというような批判的な意見や、時期尚早だったんじゃないかといったような意見もあります。その辺の事態を受けて独立は実現したんですが、かなりの流血があったということで、その点をどう評価されているのかということ。

それから、今は東と西で分かれていますけど、もともとオランダ領とポルトガル領という違った意味もあるんですが、それぞれ東ティモールの住民と西ティモールの住民の間の感情的なものですか、その辺はどうなんでしょうか。

貴島 僕は、後の方から言うと、長くつき合っていけば、恐らく一つになれると思っています。僕は、軍隊でティモールにいた時、アタンプアという一番東に近い西の大きな町があるんですが、その連中と、こっちの東ティモールの独立運動をやっている間を取りもとうというので、運動したことがあるんです。それほど違和感がないです。ただ、イスラムとカソリックはかなり違いますから、これをどうするか。ただ、インドネシアの中でもカソリックはかなり入っているんですから、僕は、少し時間をかければできると思います。

それから、先の方は、何だったかな。

 

 

 

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