もしかすると、新聞社さんが報道しないことがインターネットで全部流れてみんな知っているという状況が生じるかも。
田中 新聞はなぜ報道しないんだという…。
F この新聞報道は間違っている、事実はこうだというマスコミに対する批判すらあり得る。この新聞報道は間違っている、事実はこうだというマスコミに対する批判すらあり得るわけです。そういう意味で、我々は、大先輩を前にして何ですが、従来と同じ行政はきっとやっていけないだろうと思っています。確かに、ポストが減ったりしてインセンティブが減るところもあると思いますが(笑)。まあ、それはそれで、そういう時代と認識して、だんだん転職が可能になる時代になれば、つまらないから辞めようという人も出てくるし。
それから、別に今だって、役所に最初から入って次官にならなくたって、中途採用ができる制度があるわけです。専門家を雇うことだってできるんです。世間の認識とかみんなの認識が変わっていけば、多分ずっと変わる。役所でも、若い人はやめて民間に転職する例も出てきています。
田中 どうもありがとうございました。時間を超過してしまいました。また、随分勝手なことを言うものだなと思われたかもわかりませんけれども、誠心誠意ご説明したつもりです。何かございましたら、こちら、財団のほうにおっしゃってください。
司会 司会者から一言。どうもありがとうございました。(拍手)
[文責事務局]
