だけど、それ以下の半分のところはどうしてもできない。ここは自治省の管轄ですから、むしろちゃんとやっているんですね。完全に中央依存で。ここを、思い切って10から20くらいばさっ、ばさっと集めてですね。イメージで言うと、例えば沖縄なんか53市町村ありますけど、あれを3つにするんだと、こういう議論ですよね。まず県庁を解体だと。それで十幾つの市町村を一緒にして、そこに小型県庁をつくるわけですね。そんな形でしょう。
鈴木 そうですね。
B ですから、沖縄は非常に難しいですけど、そんなイメージなんですけど、全国そんな感じですよね。そうすると、沖縄じゃないんですけど、全国には、東京とか大阪とかというすごい都市がありますから、これを、まず独立国にしてしまったらどうなんですかね……、独立自治体にしたら。
鈴木 東京、大阪を独立自治体にすると……。
B 能力はありますよ。
鈴木 能力はあるけど、2階建てになるでしょうね。
B なります。
鈴木 下にまた区を従えてやるわけですね。
B 完全に地方国家ですからね。だから、もしそれを解体するとお考えですか、東京を。
鈴木 東京都から受けるサービスよりも、区から受けるサービス中心に。
B そうですね。じゃあ、東京都を解体して区にすると。
鈴木 あるいは三多摩あたりだったら、三つ、四つの市が集まってちょうどいい単位なんですね。
B そうすると、非常にわかりやすいターゲットは、まず1つは東京都解体ですね。非常にわかりやすい。
司会者 だから、プロセスが逆になるわけですね。
B まず東京都を解体し……。
鈴木 東京都とか大阪府とか大きいところを解体して……。
B それから沖縄だとか宮崎だとか、あれは20市町村ずつ束ねると、こういう感じですね。そういうふうにおっしゃられると、イメージがわかりやすいかもしれませんね。