1] 寝たきり高齢者 上記の老人生活実態調査によれば、寝たきり等の要介護老人は、65〜69歳では2.9%、70〜74歳では5.6%、75歳以上では11.3%となっており、やはり高齢になるほどその割合は高くなっている。また、寝たきり等要介護老人の寝たきり期間は表9のような状況で5年以上の寝たきり者が32.4%もいる。
1] 寝たきり高齢者
上記の老人生活実態調査によれば、寝たきり等の要介護老人は、65〜69歳では2.9%、70〜74歳では5.6%、75歳以上では11.3%となっており、やはり高齢になるほどその割合は高くなっている。また、寝たきり等要介護老人の寝たきり期間は表9のような状況で5年以上の寝たきり者が32.4%もいる。
表9 寝たきり期間
資料:「1998年全国老人生活実態と福祉欲求調査」保健社会研究院。 2] 介護提供者 そして、その介護をしている者の状況は表10に見るように、配偶者による介護が約半数、長男夫婦が約30%、その他の息子夫婦が20%弱、等となっている。しかし性別で見ると女性が圧倒的に多く、長男等息子夫婦が介護提供者となっていてもその実状は嫁に依存している状況がうかがえる。とくに長男夫婦と同居している形態では45%と高く、嫁による介護が大きな比重を占めている状況が推測される。
資料:「1998年全国老人生活実態と福祉欲求調査」保健社会研究院。
2] 介護提供者
そして、その介護をしている者の状況は表10に見るように、配偶者による介護が約半数、長男夫婦が約30%、その他の息子夫婦が20%弱、等となっている。しかし性別で見ると女性が圧倒的に多く、長男等息子夫婦が介護提供者となっていてもその実状は嫁に依存している状況がうかがえる。とくに長男夫婦と同居している形態では45%と高く、嫁による介護が大きな比重を占めている状況が推測される。
表10 要介護老人の介護提供者(複数回答)
資料:「1998年全国老人生活実態と福祉欲求調査」保健社会研究院。 (1) 高齢者の経済状況 1] 高齢者の就業 韓国における企業等法人は定年制を定めているが、その約半数以上の法人が55歳定年で60歳を迎える前まで働けるのを公務員等雇用者も、3〜4割である。
(1) 高齢者の経済状況
1] 高齢者の就業
韓国における企業等法人は定年制を定めているが、その約半数以上の法人が55歳定年で60歳を迎える前まで働けるのを公務員等雇用者も、3〜4割である。
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