また、子どもが結婚などで全員親もとを離れた家族状態を「空の巣」高齢者世帯と称しているが、1995年上海の65歳以上高齢者の「一人暮らし」、「夫婦のみ」を含む「空の巣」世帯は約39万世帯で、世帯総数の約9%を占めている。そしてこの数は増え続けており、2000年、2010年と2020年にはその数も50万世帯、67万世帯、135万世帯と増加し、その比率は各々に10%、12%と22%に上昇する。

　

表11　子どもの有る高齢者で子どもと別居している割合：上海市

上海市老年調査(1995年、老年人口1%抽出調査)

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